古稀日記 6月10日 【The vaccine rollout is accelerating. Is it really?】

イギリスのエディターとのメールのやり取りの中で、どうしてもコロナの状況に言及することになります。イギリスは厳しいロックダウンが続いていましたが、今は規制が少し緩和されて「… enjoyed a few beach trips last week – it’s so nice to be able to get out and about again!」とあり、心から良かったと思いました。そして、「At least things are starting to move forward!」

このmove forwardという言葉に力づけられました。前に進む。先が見える。いつか収束する。ニュースを見ることにも倦み疲れてきましたが、日本が集団免疫をゲットする日まで、元気でいなくっちゃ。「公助」が後回しの国なので、「自助」と「共助」しか無い!

私がワクチン接種を受ける理由は3つ。

-抗体をゲットすることでメガ東京エリアに住む子孫と会えるようになりたい。

-アレルギーや持病のためにワクチンを接種できない人も多いでしょうから、接種できる人は接種することで集団免疫に貢献し、それがコロナ収束につながる。

-コロナ収束後に絶対に行きたい韓国は必ず接種証明書を要求するであろう。

はなびママとひーさんと私の三人は作戦会議のため美味しい夕食にお出かけして予約申し込みの心の準備をし、当日は連絡を取り合い、なんとかスマホで予約を完了しました。(共助!)

そして今日、かかりつけ医院でワクチンを打ってもらいました。午後の診療開始直前の30分を利用しての接種でした。30分間で12人。注射そのものはあっという間に終わりました。ニュースで見ていた接種部位よりずっと上の肩口に打たれました。

めくりやすいようにタブがついた絆創膏

その後15分間待合室で座しておとなしくしていました。

手作り感満載のプリント。ひーさんと私は2分の差がありました。

2回目の予約は3週間後で、その1週間前に予約確認書が郵便で送られてきます。三条市は、人口10万人弱という規模で、若い市長が賢いので、ワクチン接種は予約から実施までとてもスムーズです。

心配なのは、接種券が送られてきても予約ができていない大都市の高齢者です。これからワクチン接種の対象年齢がどんどん下げられ広範囲の人が接種できる中、デジタル機器もスキルも無い弱者がとりこぼされていくでしょう。この国は、ほんと「自助」なんだわ。

***タイトルの英語について説明しましょう。ワクチンはvaccineです。ワクチン接種は、一回受ける注射は、shotとかjabとニュースで言っています。国全体のワクチン接種を意味するときはvaccine rolloutと言います。転がって広がるイメージですね。***