【Teaching the alphabet #8】アルファベットの形を身体で表す

今日はアルファベットの文字の形を身体で表現するアクティビティを紹介します。Body Alphabetです。

大文字は直線と曲線の組み合わせです。これを子ども二人(ペア)で相談して表現します。先生が見てわかるように形を作るので、形の把握だけでなく、空間の理解も必要になります。容易に表現できる文字と、どうしたら良いか悩んでしまう文字があります。相談して身体を動かし、出来上がったら、他の子どもたちがどんな表現をしているか見回して、二人の協同学習が学級全体の活動になります。

ウィズ・コロナの教室で子どもたちが触れ合う活動を奨励することができない場合もあるでしょう。その時は、子ども一人ひとりが着席したまま指を使って小文字を表現するアクティビティにしましょう。Finger Lettersです。

これは自分が見て文字の形になっていれば良いので、大文字を身体で作るより容易です。文字の形を頭の上にあげて後ろの子どもたちに見せることができます。先生は机間巡視して一人ひとりの作った文字の形を褒めましょう。

小文字にはbとd、pとqの鏡文字があります。2つの選択肢の沼にはまるとなかなか抜け出せないので「bなんだかdなんだかわからないよう」という子どもは中学校まで引きずります。中1の生徒が「ハロー、ボド!」と元気よく音読したのでテキストを見たら「Hello, Bob!」でした。んガーン!左手でb、右手でdを作って並べ、確認することができます。