古稀日記 6月25日 【Highly contagious】

三条市はコロナ陽性者が数日間ゼロです。それでも、人々はどこに行くにもマスクをしています。スーパーの通路で知らない人とすれ違う時は、ちょっと緊張します。

コロナは災害だけれど自然災害と大きく異なる点があると解説した人がいます。自然災害ならば、地域全員が同等に災害に直面しますが、コロナの場合、自分の周辺に感染者がいる人や医療関係者と、そうでない人では身に迫る危機感が全く異なるので、対策をしっかり共有できない、というのです。その通りだと思いました。三条市に住んで、晴耕雨読の生活をしていると、コロナへの警戒感が薄れていきます。

デルタ変異株ウィルス(インド由来)の感染力が強いとニュースで言っていますが、それは従来の2倍と数字で表されます。今朝のThe New York Times ブリーフィングは、オーストラリアの感染再発を報じ、デルタ株ウィするの感染力の強さを簡潔に表現しています。

fleeting contactというのは、ほんの一瞬の接触という意味です。with just a few seconds of shared air in a store or cafeとあります。「店やカフェで同じ空気を数秒共有しただけで」。これが事実なら、何の油断もできません。

賢く怖がることが最良のコロナ対策だと専門家が言いますが、賢くあるために確かな情報をわかりやすく出してもらいたいと思います。