古稀日記 6月28日 【masked faces】

先週金曜日、女池小学校のスマイル学級に授業に行って来ました。彩子先生の引率で敬和学園大学の学生が学習サポーターとして参加しました。私の出講最終年度に受講していた学生と再会できました。

授業を始める前に集合写真を撮りました。「ウェブサイトに載せて良い?」と聞くと快諾!みんな笑顔で良い写真になりました。

翌日改めて写真を見て、全員がマスクをしている「異様」さに胸を突かれ、頭がくらくらしました。私のイメージの中の写真では誰もマスクをしていなくて、お顔が全部見えていました。脳内変換だ!それが起きたのは私が全員のマスク無しのお顔を知っているからです。コロナ禍になってから子どもたちはマスクをした人ばかりを見ています。表情はマスクの上の眼だけです。どんな世界が見えているのでしょう。

テニスレッスンの日、コート向かいのセブンイレブンでコーヒーマシーンの前にいる女性に「おはようございます!」と声をかけられ、よ~く見たら、一緒に初心者レッスンを受けている方でした。やっと気づいて「あ、おはようございます。」と言うと、「気配を消してたんです!」と笑ってくださいましたが、実にバツが悪かった。彼女はテニスの時は、日焼け予防で顔面から首まで覆う黒いマスクを着けています。私とお揃いですが、私はグレー、彼女は黒です。「黒いマスクじゃないとわからないですぅ。」と謝りました。

本当にわからないですぅ。認識できないですぅ。これって本当に困りますぅ。