【Teaching numbers #7】絵本 The Doorbell Rang

数と数量がテーマの絵本はたくさんあります。今日は、割り算の練習ができる絵本を紹介しましょう。

The Doorbell Rangはイギリスの絵本作家Pat Hutchinsさんの1986年の作品です。ロングセラーですね。日本語版「おまたせクッキー」(偕成社)を読んだことがある子どもは多いと思います。Pat Hutchinsさんのイラストは、登場人物が常に横顔で描かれていて、麗子像のようで私はとても好きです。

ママがクッキーを焼いてくださったので、VictoriaとSamは2人で分けようとします。12枚あるので「That’s six each.」です。食べようとするとドアベルが鳴ってお隣のTomとHannahが来ました。4人で分けるので「That’s three each.」食べようとすると、またドアベルが鳴って。。。

おやつを食べる子どもが増えていくので、1人が食べられるクッキーの数が減っていきます。ページをめくる前に「Ding-dong!」とみんなで言うと楽しく参加でき、ほんとうにドアベルが鳴っているように感じます。

この絵本を読む前に、フェルトでクッキーをたくさん作りました。

ボードに留めて、12枚のクッキーをどのように分けられるか考えました。

1人に12枚のフェルト製クッキーを配り、実際に人数に分けながら読み進むこともできます。割り算でつまづく子どもには手を動かして実感させると良いですね。私はクッキーの絵本を授業でする前夜は必ず大量にクッキーを焼きます。授業の最後に1人に1枚配ります。お子たち、大喜びします。That’s one each! うふふ。

ワークシートで割り算の復習をしましょう。このワークシートは、仲良しの藤澤京美さんのalmightyな頭脳のお力を借りて作りました。

このワークシートは、下記からダウンロードできます。ぜひ使ってみてください。