古稀日記 8月18日 【anniversary】

2012年8月18日、初めて歌舞伎を見ました。「亀治郎の会~さよなら公演」で、舞踊3本。その直前に四代目猿之助襲名披露をしたばかりなので、舞踊を並べたのかと考えられるようになったのは、ずっと後のことで、その時は何も知らずわからず、とにかく見てみたいと思い、親切な知人の計らいでチケットを手にしたのでした。

「連獅子」で魂を持っていかれました。人が身体を動かすだけで、どうしてこんなに感動して、こちらの体も震えるのか訳がわかりませんでした。涙が出ました。

ロビーのテーブルに後援会(Kame Pro Club)の入会案内があったのでもらってきました。帰宅して即入会しました。その後、歌舞伎の深い沼にはまっていきました。「連獅子」は様々な役者で観ましたが、やはり猿之助の親獅子が誰よりも素晴らしいと思います。

現在猿之助はコロナ感染して休養中ですが、大怪我からも復帰したひとですから、必ず舞台に戻るでしょう。

こんなことを書いている余裕は無いのだけれど、今日は私の歌舞伎記念日だわ、と思い出したのでした。(おせつ記)

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