チャンツの解説として、英語のリズム・ストレスについて書いてから2週間近く経ってしまいました。いかん、いかん。少し涼しくなったので、心を新たにTeaching Blogに向き合いたいと思います。
先生がたには良質のチャンツを聞くことをお薦めしたい。 ジャズチャンツの創始者Carolyn Grahamさんの「Small Talk」がイチオシなのですが、1986年初版ですから、残念ながら絶版になっています。インターネットで「Carolyn Graham, Small Talk」と検索すると、中古本の販売、YouTubeなどにヒットしますので、なんとか聞いていただきたい。
Oxford University Pressの「Let’s Go!」シリーズの歌とチャンツはCarolynの手になるものですから、Let’s Begin~Level 6までのどれか1冊を買って聴きこむのも良いと思います。
チャンツという手法で、語彙(vocabulary)、会話 (dialog) 、文法 (grammar) を簡単にそして強く印象付けて教えることができます。
Vocabularyチャンツは、音節(syllable)の数をもとに、次のルール(formula)で作ります。
2-3-1
2-3-1
2-3
2-3
2-3-1
スポーツならば
Baseball, basketball, golf (clap)
Baseball, basketball, golf (clap)
Baseball, basketball
Baseball, basketball
Baseball, basketball, golf (clap)
と16拍のチャンツができます。口ずさんでみてください。心地よいでしょう。
医療関係ならば、
Doctor, pharmacist, nurse (clap)
Doctor, pharmacist, nurse (clap)
Doctor, pharmacist
Doctor, pharmacist
Doctor, pharmacist, nurse (clap)
次回は、dialog chantsの作り方を解説します。