古稀日記 9月6日 【great listening material】

New York Timesのブリーフィングが、現政権を「historically unpopular administration」と形容していて、その英語に深~く同意して頷いた今朝でした。

さて、コスモピアの多聴多読マガジン10月号がシャドーイングを特集しています。この音源が素晴らしい。単語シャドーイングでは、b/v、l/r、th/s、th/zの子音の対比から始め、母音の対比も扱っています。

シャドーイングの言語材料ですが、ただただ聴き込むだけでも、必ず目からウロコが落ちる(耳から耳栓が落ちる?)クオリティーになっています。単語レベルから、短文、会話、長文と続きます。全体を通して、自然なリアルな英語です。シャドーイングさせるためにスローダウンしていませんから、これを聴き込むことで、音韻変化や、文脈によって異なるstressに慣れることができるでしょう。聞こえることと言えることは、鶏と卵の関係と同様で、どっちが先でも良いので、良い循環になればどんどんproduceできます。「自分で言えていることしか聞き取れない」「自分が発音している音は聞き取ることができて、聞き取れると単語が聞こえて、意味がわかる」わかりますか?

この特集、例文の英語がおもしろいのです。例えば、vとbの対比の文で私が気に入ったのは

Did they vote on the boat?

です。水面で揺れているボートの中で投票用紙を投票箱に入れている人たちが目に浮かび、くすっと笑えます。thとsの対比では

Being thin is no sin.

なんて例文もあって、聞いた瞬間にひとりで爆笑しました。

この特集の英語のライターも監修者も、教材であっても楽しくなければ、というスタンスなのでしょう。そして、大人が英語アップに取り組むのですから、大人が楽しんで口にできるレベルの英語、そして、後になって口をついて出てきた時に、周りの人に「おぬし、できるな」と思わせる英語を集めています。

こんな音源、もっと前にほしかった。大学の授業で使いたかったぁ、と思います。

Historically useful materialと言えます。

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