古稀日記 11月4日 【Much too bloody for me!】

仕事場のホワイトボードはコロナ禍前の写真やチラシでいっぱいです。映画「燃えよ剣」 5月22日公開予告のチラシは昨年の新聞の折り込みで入っていました。公開は延期され、1年半後の今上映されています。

昨日は祝日だったので、テニスコートは混むだろうなと自主練をあきらめ、映画を見ることにしました。最後に映画館で映画を見たのは昨年3月の「パラサイト」でした。昨日は「燃えよ剣」。客席は1つ置きに販売され、入場前に検温して、切符のもぎりは省略して係員に見せるだけ。

ケンケン(尾上右近)が会津藩主松平容保役で映画初出演しているので、見なくっちゃなりません。司馬遼太郎の本はたいてい読んでいますが、この「燃えよ剣」は知りません。新撰組を描いた時代小説としては、かなり前になりますが、浅田次郎の「壬生義士伝」「輪違屋糸里」を読んだ程度です。

右近は立ち居振る舞い・存在そのものが藩主でした。思ったより出番が多く、終盤の場面では面やつれしていました。メイクアップだけでなく、本当に痩せて撮影に臨んだのでしょう。

映画そのものは殺戮場面があまりにも血なまぐさくて、私にはtoo muchで、どうしてここまで描かなくてはいけないのかわかりませんでした。土方歳蔵を演じる岡田准一の好演と、柴崎コウのお雪というハマり役にもっと時間を割いてもよかったのではと思いました。大勢の出演者の中で、お笑い芸人の抜擢が功を奏していました。

原作を読んでみようかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です