Seven Blind Miceは小学校高学年の英語授業で活用してきました。高学年は既に英語を学習していますが、この絵本を読む前の準備として、曜日を復習し、7色の色紙を使ってWhat Color Is Missing?ゲームをします。
絵本を読み進みながら、曜日、色を予測して言うように促します。あまり自信の無い子どものために、曜日の絵カードと色紙をボードに貼ったままにしておきます。
中表紙に7色のしっぽが描かれています。指差して一緒に色を言います。三原色と混色、そして白の7色ですから、フォローアップとして混色のワークシートをしても良いでしょう。
月曜日にRed Mouseが探索に出かけます。大きな足に触っています。子どもに「What’s this?」と問いかけ、象の足であることを確認してから「Yes, this is an elephant’s leg/foot.」と言い、ここでlegとfootの違いを教えても良いでしょう。「You are a little mouse. You are blind. You’re touching an elephant’s foot. What do you think it is?」と問いかけ、目を閉じさせ、自分が小さいネズミで、巨大な象の足に触れていたら、それを何だと思うか考えさせます。子どもは様々なことを言います。日本語で言ったら、英語でrecastしてやります。
次のページをめくると、Red Mouseが他の6匹に「It’s a pillar!」と言っています。a pillarは大きな柱ですね。正解した子どもは大喜びです。
次のページは何曜日で、何色のネズミが出かけるか問います。そして、次の見開きの左側のページだけを見せます。そこにはGreen Mouse以外の6匹が描かれていますから、「Green!」と当てることができます。ここで、What Color Is Missing?ゲームの効果が現れます。「さっきやったじゃん。」と言う子どももいます。
この要領で最後まで読み、最後に作者のメッセージは何か、ペアか班で考えさせます。
モデルスクリプトをダウンロードして活用してください。