【Seven Blind Mice #3】ワードサーチ 11月10日

Seven Blind Miceを小学生と一緒に読む活動で私の楽しみは子どもの発想です。自分が絵本の中の「目の見えないネズミ」だったなら(描かれている象の体の部分)を何だと思うか、と考えさせると様々な答えが返ってきます。

象の足元に触っているRed Mouseになってみましょう。私は既にこの絵本をよく知っていますが、もし私が5年生か6年生で、英語授業の中で目を閉じて想像したらどんな答えを出すでしょう。象の足元は、ゴツゴツ・ザラザラで、しかもどこまでも高い感じがするので岩壁だと想像するかもしれません。

実際、今まで訪れたどの学級でも、「壁」「大きな石」などの答えが必ずありました。先生は、子どもの日本語の発言をrecastして英語で返してやる役割があります。子どもがとんでもない発想をするかとドキドキです。最低限、象の体の部分の英語と、ネズミが想像して出した答えの英語を把握しておきましょう。

象の鼻はnoseではなくtrunkです。象の牙はtuskです。ある時、このtuskを「ど忘れ」して、アシスタントとして同行してくださった恵美子さんと敬和4年生のKyokaさんに目で助けを求めたのですが、彼女たちも「ど忘れ」状態でした。数秒後、何とかtuskを思い出したのですが、授業はライブなので、何が起きるかわかりません。直前に単語のおさらいをしておくことが重要です!

ネズミが想像したものは a pillar(円柱)、a spear(もり:銛)、a snake(へび)、a fan(扇)、a rope(ロープ)、a cliff(崖)です。A pillar, a spear, a cliffは、頻出単語ではありませんが、動作をしながら言うことで強く印象付けられ、子どもはすぐに覚えてしまいます。

一緒に読んだあと、ワードサーチをすることで、readingの活動に繋げることができます。意味がわかり、発音できている単語を、文字列から見つけることで、語彙を定着させることができます。

ダウンロードして活用してください。

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