古稀日記 11月16日 【Happiness is …】

ずっと昔からPeanutsのコミックが好きです。最新手作りマスクはPeanuts。

Peppermint Pattyの顔がちょっとだけ見えます。

岐阜に一軒だけあった洋書を置く本屋さんに、新しいのが出ないかと頻繁に見に行く中学生でした。最初の頃の絵は、あまり洗練されていなかったと思います。だんだん進化し、Snoopyは独自の世界を築き(the Red Baron!)、人間のキャラクターが増えていきました。Peppermint Pattyの出現は衝撃でした。サンダル履きからにゅっと出ている足指に魂を奪われました。

Peppermint PattyとCharlie Brownは、静かに会話します。

「Happiness is riding in the backseat of your parents’ car.」と言ったのはどっちだったかなぁ。

この1文で子どもであることの幸せが全て描かれていると思います。運転はきっとお父さんで、後部座席でゴロゴロしている子どもが「まだ?Are we there?」と聞くと「もうすぐよ。Almost.」とお母さんが答えるのです。名古屋から帰る車の中で妹と私は後ろから「まだ?」と聞き続けてうるさがられた思い出があります。

子どもが子どもでいられる時間は貴重です。下校時の子どもを見ると、無事幸せに育ってね、と祈ってしまいます。

さて、今の私は。。。

Happiness is snuggling into the warm bed.

寒くなりました。暖房を切りタイマーにして、ちょっと本を読んで、もう起きていられない〜と眠ります。村上春樹さんは、こういうのを「小確幸」と名付けました。

これをお読みの方の「小確幸」はなんでしょうか?

コメント (2)
  1. よりたん より:

    子どもの頃の素敵な想い出を紹介してくださってありがとうございます。私も子ども時代のことをよく覚えています。5,6歳だったある日、友達と遊んでいて近所の小高い丘のようなところに立った時、私はこう思いました。「今、私はとても幸せだ。これから大人になっていくときっと悩みや問題も出てくるはず、だから今日のこの瞬間の事を覚えておこう。」そして?十年経った現在も覚えています。決して裕福な家庭ではありませんでしたが、幸せな毎日を「確保」してくれた両親に感謝しています。現代の子どもたちも幸せに育ってほしいです。
    「小確幸」、良い言葉ですね。私は朝の美味しいコーヒーを飲むことでしょうか。新聞に目を通したり、一日の予定を立てたりします。夜寝る前にipodで好きな洋楽をイヤホンで聴くのもちょっとした幸せです。長文失礼しました。

  2. 外山節子 より:

    コメントをありがとうございます。丘の高いところで遠くを見て「この瞬間を覚えておこう」と思った少女は昭和福岡のPeppermint Pattyです!Thank you so much for sharing your lovely childhood memory.

    今朝も「小確幸」のコーヒーを召し上がりましたか?Do have a good day!

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