【ジェンダーフリーの単語〜2】12月11日

前回ジェンダーフリーの単語について書きましたら、「cameramanという単語もありました。今はphotographerですね。」と信頼するウェブサイト・マネージャーJがレスポンスをくださいました。そうでした!それで、動画撮影のcinematographerという単語を思い出しました。

cinematographerは、映画監督のことです。この単語を思い出したら、アカデミー賞授賞式でのウーピー・ゴールドバーグのスピーチを思い出しました。彼女は「I’m proud to be an actor!」と言ったのです。「女優」が自分のことをactorと言うのを初めて見聞きして、感動しました。

English Time Level 1 Unit 10 Around Townのイラストをご覧ください。

この中にcinematographerもactressも見えます。このページを使って授業をしたら、She’s an actor.でもShe’s an actress.でも良いと教えます。そして、ジェンダーフリーの単語について、詳しく話します。

名詞ではなくて形容詞で「えっ?」と思ったことがありました。ずいぶん以前のことです。仲良しのアメリカ人で体の芯までリベラルなAと話していて「My brother is pregnant.」と言うので、びっくりしました。Aの考えでは、実際に妊娠したのは兄の妻だけれど、兄をpregnantと形容しても良いではないか、というのでした。

その後、He’s pregnant.という用法には出会っていません。Aの考え方は1世紀くらい先の英語を表しているのかもしれません。

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