【対面からオンラインへ】3月8日 プレゼン今昔

6日(日曜日)、Oxford Teaching Workshop Series 2022の最終部、最終プレゼンテーションを無事終えました。無事、とわざわざ言うのは、テクニカルトラブルが起きないか、猛烈心配しながらのプレゼンだったからです。

OTWSは20年以上、毎年2月3月に全国の都市で開催してきました。昔はKids Clubツアーと呼んでいました。私は毎年プレゼンターとして九州から北海道まで行くようになり、普段は会えないOUP著者と一緒に旅をし、それまでは年賀状を交わすだけだった友人と実際にあったり、私のセミナーの卒業生と再会したりしました。

2020年2月は金沢、東京、名古屋でプレゼンをしました。既に参加者は皆さんマスクをしていて、事前登録をしたけれど実際に会場に来られない率が高かったのを覚えています。そして、3月のOTWSは全部中止になりました。昨年はオンライン。今年はハイブリッドを目指しましたが、オミクロンで全部オンラインになりました。

Kids Clubツアーの最初の頃は、ハンドアウトを配布し、参加者にはハンドアウトを手にプレゼンを視聴し参加してもらいました。OHP(Overhead Projector)を使うこともありました。

そのうち、パワーポイントでプレゼンを見せる人が増えてきました。ツアーで移動中の新幹線の中でアイルランド人の著者が「せつこ、200人、300人の会場では後ろのほうの人はよく見えなくてよくわからないんだよ。絶対にpptを使うべきだよ。」と力説するので、教えてもらって初めてのpptを作りました。

私はハンドアウトを作成し、その内容を具体的に見せるためにkeynoteプレゼンを作ります。Zoomでセミナーをするようになっても、この方針は変えず、ギャラリービューで参加者のお顔を見ながら進めるようにしました。(画面共有をすると、参加者が見えなくなるのが、不安材料です。)

webinarは、スライドとプレゼンターのリアルタイムの映像が共存し、視聴者はチャット機能で反応できるので、新しい形のオンラインセミナーであることがわかりました。

今回は何度も何度もプレゼンを改訂し、webinar仕様にしました。視聴者はスライドを見ながら、私の動きを見ることができるので、それを活かすようにしました。セミナー終了後、視聴者はプレゼンテーションをダウンロードできるので、スライドにできるだけ詳しい情報を入れました。ハンドアウトは作りませんでした。

素敵なヴァーチャルバックグランドでしょう(^ ^)

OUPスタッフのサポートはとても手厚くて、事前にトレーニングをセッションをし、当日webinarでプレゼンする際に起き得るトラブルを想定して、対策を教えてもらいました。フリーズした時に備え、webinar roomからlog outして再度log inするために、新しいタブにURLをコピーして準備しておく、など、古稀女子は最先端のテク取得に頑張りました。しかも、こういうことを全部英語で相談するのってタイヘンでした。日本語でもよくわかっていないのに。。。

無事終了して、本当にホッとしています。しばらく休養いたしまする。

コメント (4)
  1. よりたん より:

    webinar お疲れ様でした!楽しく参加させて頂きました。チャットの欄があるので思ったよりインタラクティブでしたね。音声もクリアでわかりやすく、コロナ禍での授業の提案がたくさんありました。それにしても、自宅でOUPのプレゼンを見れるなんて時代が変わりましたね。Kids Club Tourは毎年楽しみでした。各プレゼンターと会ってお話できるだけではなく、年に一度大勢の英語講師仲間が集まり、情報交換する場でもありました。この数年のテクノロジーの進歩は素晴らしいですが、人と会っていた時代が懐かしいです。

    1. 外山節子 より:

      よりたん、コメントをありがとうございます。よりたんが、True or FalseとMatching Game on the boardを実践して大成功だったと事前に教えてくださっていて、a huge moral supportでした。ありがとうございました。

      授業で教えるコンテンツだけでなく新しいテクノロジーを覚えて使っていかなくてはならない学校の現場はたいへんです。今まで以上に情報交換が必要とされています。ミネソタ在のキャシーがメールをくださって、Beehiveについてのウェビナーをアジア、メキシコ、ヨーロッパ対象に行ったそうです。

      「人と会っていた時代が懐かしい」200%同感です。

  2. えの字 より:

    節子先生、ご準備からライブ本当にお疲れ様でした。Yoriko先生もおっしゃるとおり、自宅からOUP Workshop Seriesに参加できるなんて!しかもきっとこのお名前はPENスクエアや津田塾大小学校英語指導者養成講座参加の先生だわ~と思いながらご一緒できたこと感激でした。新しいテクノロジーを使いながら、わかりやすい授業、楽しい授業を作っていかなければならない現場の先生方のご苦労はいかばかりか、はかり知れません。

    1. 外山節子 より:

      えの字〜!コメントをありがとうございました。OUPスタッフによると、3月6日のregistrationは海外も含めて179人だったそうです。コロナ前は東京や大阪では数百人のご参加がありました。それを思うと少ないのかもしれませんが、コロナ禍でコミュニケーションでの新しい講座開催の方法ですよね。

      私は計画していたコンテンツを時間内にお話しすることに集中していたので、チャットボックスのお名前を全て見る余裕がなかったのですが、問いかけると視聴者がタイプして反応してくださることはウェビナーのinteractiveな面で励みになりました。

      F2F(face to face)でOTWSが開催できる日が待ち遠しいです。

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