【Teaching Children Online #5】4月29日 オンライン授業

4月26日キエフ時間午前10時:ウクライナの子どもたちとのオンライン授業5回目を振り返ります。絵本「I Went Walking」を使い、farm animalsの名前と鳴き声を扱いました。

1)Hello! I’m Setsuko. I’m in Japan. ヤポーニヤ. I’m your teacher today. ヤ・ベクラダーチ。  

2)Good morning song. 動作をしながら歌う。

3)Did you bring your toy animal? ぬいぐるみを見せている子どもが1人いたのでミュートを外してWhat animal is it?と聞くと「レイクーン」と。Oh, it’s a raccoon! What color is it? It’s gray and white.と上手に答えた。Today we have a special friend from Japan.と大岩彩子先生と凪くんを紹介した。凪くんが色々なぬいぐるみを持ってきて活躍した。

4)Bearを見せて、着ている物を英語で教えた。I have more animals. と、a black cat, a brown horse, a red cow, a green duck, a pink pig, a yellow dogを教えた。オンラインでは色が正確に伝わらないので、a red cowがa pink pigに見えた子どもがいた。Before-Readingで、これはa red cowだと、きっぱり教えておく(establish)することが重要。

5)Now we’re going to read this book in English. I went walking. Can you do this? と腕を大きく振って歩く動作を促した。In this book we will hear “I went walking” many times. When you hear “I went walking”, do this gesture. And we will hear “What do you see?” many times. When you hear “What do you see?” please do this gesture.と両手で双眼鏡の動作をして見せた。

6)絵本は、見開きを全部見せたり、動物が隠れているページだけをカメラに近づけて見せたりしながら、子どもの発言を促した。馬のしっぽから、a horseを予測するのが難しかったようだ。暑いので子どもがどんどん服を脱いでいくことにも注目させた。

7)Do you remember the story? We had six animals. とボードを見せ、What was the first animal in the story?と問いかけて、動物の登場順序を振り返った。5番目くらいで容易にになり、子どもた氏はpigを連呼していた。

8)I have a song. Listen and enjoy. If you can sing along, that’s good, too.と言い、全員をミュートにして、I Went WalkingのStory Songをかけた。歌を聞いている間、ボード上の動物を指し示した。

9)歌のsound effectとして動物の鳴き声が入っているので、それに気づいたことを手掛かりに、Did you hear a lot of sounds? In English, a cat says Meow. What does a cat say in Ukrainian? ここで、モデレーターのSさんに問いかけた。ウクライナ語でもミャウという答えだった。Sさんと私の会話で、子どもたちは動物の鳴き声が英語とウクライナ語で違うことに気づいた。これ以降は、What does a (horse) say in Ukrainian?の問いにすぐ手を挙げて答えてくれた。馬が「イゴゴー」などびっくりする鳴き声だった。授業後、表にまとめた。

 10)Let’s play a game. It’s a quizz. If I say Meow, meow, you say a cat. と最初は私が鳴き声を言って、子どもに動物を当てさせた。次に私が動物の名前を言い、子どもが鳴き声を答えた。

 11)ここまでで40分。I think we have time for an animation.と言って、What is it? It’s a horse.というfarm animalsの歌のビデオを見せた。全員をミュートにし、画面共有してビデオをかけた。音声が途切れていたと後でわかってがっかり。私の手順が悪かったようなので、再度勉強して次回に備えよう。

 12)Good-bye Song

コメント (4)
  1. Aiko より:

    節子先生のウクライナの子ども達への授業はどんなかな?と思っていました。このところの授業の様子を詳しく読めて楽しかったです。馬のイゴゴゴ〜はすごいですね!でも言われてみるとそんな風に聞こえるように思うので不思議です。たくさんの準備をされているのが、さすが節子ちゃんです。きっと子ども達も毎週楽しみにしていることでしょう。この時間はイヤなことや心配を忘れていられるんじゃないかな?先日まほ&もえが久々に来てくれました。節子先生に会いたい!と言っていました(o^^o)

  2. 外山節子 より:

    愛子先生、コメントをありがとうございます。そうなんです。対面ではなんの苦もなくできることがオンラインでは工夫が必要なので、あれこれ工夫しています。コロナ禍で大学の授業もオンラインが多かったでしょう。愛子ちゃんも様々な工夫をなさったことと思います。オンラインで授業する力は身につけておく必要がありますよね。そう考えて、授業の記録をTeaching Blogに残して、参考にしてくださる方があればと。1回目と2回目は、きちんと書いていましたが、3回目からは、とにかく記憶していることを文字にするというのを目標に書いています。読み取ってくだされば幸いです。

    まほ&もえからメールがあり、5月に会いにきてくれるそうです。

  3. Aiko より:

    まさしくTeaching is learningですね。大人対象の授業でも節子先生のブログでは、オンライン授業の方法や準備や難しさ、相手にとって親しみやすい授業のあり方など参考になることがたくさんあります。

    こちらも田んぼに水がはられてきれいでした!

  4. 外山節子 より:

    愛子先生〜!コメントをありがとうございます。オンライン授業は、その形態だから力を発揮できる学習者もいますけれど、やはり対面授業とは異なり工夫が必要だと思います。しかし、コロナ禍を経て、これからもオンライン授業は行われることが多いと思います。子ども対象の授業の工夫から、大学生、大人対象のオンライン授業に参考になるのでしたら、幸いです。

    今週金曜日、ひーさん所属のライオンズクラブでゲストスピーチをさせてもらうことになりました。オンライン授業のことをお話しします。大岩凪くん製作のウクライナ支援缶バッジの募金販売もします。「できることをする」が合言葉です!

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