昨日5月6日は、三条中央ライオンズクラブの例会でゲストスピーチをさせてもらいました。2010年にもスピーチをしたことがあります。「和英えじてん」が三条図書館に入り、本好きのライオンズ会員が手に取り「外山博さんの奥さんが監修!」とびっくりしてゲストに呼んでくださったのでした。その記憶があったので、ひーさんに「例会でウクライナ支援の話をさせてもらえないかしら」と相談しました。会長も執行部も快諾してくださり、実現しました。ライオンズクラブ、いい人たちです。
コロナ感染対策万全で、テーブルはスクール並びで全員が前を向いています。話者の前にはアクリル板。マイクは話者が替わるたびに消毒されます。
「できることをする」というタイトルで、気楽に聞いてもらいました。大岩凪くんはChange.orgで署名を集めて新しいスケートボードパークを作ってください、と市長と知事に直接お願いに伺った「行動する小学生」です。ロシアがウクライナに侵攻した時、自分に何ができるか考え、ウクライナについて調べ、缶バッジを作って募金販売することを決めました。
行動を起こすのは素晴らしい。「できることをする」人がいると、周囲の人が喜んで「できることをして」手伝います。行動の輪が広がります。
私はウクライナの子どもへのオンライン授業をしていることは、話しても理解されないと思っていました。しかし、話すことで、ウクライナで起きていることが画面のニュースではなく、実際に起きていることなのだと実感してもらえるなら話すのが良いと考えました。昨日のスピーチでは、大岩凪くんという子どもと、外山節子というシニアシチズンのそれぞれの取り組みを、楽しく紹介できました。
英語がわからない子どもにオンラインで授業をするのはどんなことか、具体例をお見せしました。数はソーセージを数える。色は絵の具を混ぜて見せる。子どもが知っていることを「英語で話して聞かせる」、そのためには絵本、動作、歌が効果的であること。形の授業の画面を見せました。予想通り、rectangleを知っている人はいませんでした。「ではみなさん子どもになって授業を受けてください。I’m going to speak English from here. Can you make a star with your fingers? Show me a star. Good. Can you make a circle?…」とレッスンをし、I See a Starの音源をかけて全員で動作をしながら歌いました。最初コチンコチンに固まっていたライオンズ会員の皆さんが体を動かして歌ってくださったので、きっと授業のイメージを少し持ち帰ってくださったと思います。
募金販売については、限定30個の缶バッジは完売で、たくさんのお金が集まりました。今日、大岩彩子先生に手渡すことができました。
今我が家はお花がいっぱいです。長野県須坂市の牡丹の大輪が素晴らしいでしょう。牡丹が育った土の匂いが漂って、春なんだと実感します。
私も節子先生のスピーチを会場でお聴きたかったです!!!ライオンズクラブのシニアの方々への大岩凪君の活動やウクライナへのオンラインレッスンの模擬体験画期的です(^▽^)♪
えの字〜!コメントをありがとうございます。ライオンズクラブのメンバーは皆さん地方の名士でいらっしゃるので、rectangleがわからず、当てられたら困るなぁと固まっていらしたそうです。
スピーチのスクリプトをお送りしますね。
ライオンズクラブのメンバー様、一皮むけましたね(笑)