【Teaching Children Online #16】7月20日 オンライン授業

ウクライナの子どもたちとのオンライン授業16回目を振り返ります。

NGOウェブサイトの案内は、「What fun activities do we have in summer holidays? We will read “The Sinking Feeling” and “The Rope Swing.” We will review the Alphabet Chant and learn words that start with Ss.」としました。対象年齢は6~10歳。 

前回、7月12日の授業で時間に余裕があったので、今回はコンテンツを多めに絵本を2冊用意し、残り時間が5~10分になったらAlphabet Chantにしようと考えました。The Rope Swingがメインですが、A Sinking Feelingは同じ英語で、同じストーリーラインの平易な絵本なので、これを先に読むことで、The Rope Swingの理解のサポートになります。

A Sinking Feelingでは、Kipperたちはプールに行きます。読む前の準備として、4つの泳法(strokes)、プールに行く時必要なもの、プールにあるものを絵カードにして英語を確認することにしました。4つの泳法は、動作をさせます。swimはウクライナ語で[plavaty]なので、I can swimは[ya moju plavaty]となるかと思いきや、ウクライナ語は音韻変化するので違うようです。実際にモデレーターさんや子どもに聞いてみよう。

夏休みなので、中学年の子どもも参加し、彼らはよく読めます。After Readingに何らかのreading活動を入れようと思いました。ぴろこちゃんの意見を聞いて、「絵本の場面を見せ、センテンスを見せ、キーワードをカッコでくくる。そのキーワードは何か答える。」つまり、Read and complete the sentenceにしました。当日になって、大きい子どもはチャット機能を使えるので、チャットで答えさせることにしました。この説明を英語でしても子どもには難しいので、モデレーターさんにウクライナ語でしてもらおうと決めました。

The Rope Swingは、ロープが切れそうなイラストがよく見えないとストーリーが理解できません。絵の一部を拡大して見せることにしました。

終わってから、全員ミュートにして紙の絵本を読んで聞かせようと計画していましたが、時間が足りなくておこないませんでした。

Alphabet Chantのあと、Ssで始まる単語に注目させました。The Rope Swingには、swing, stream, silly, Splashの4つの単語が登場します。まず、この4つに注目させ、次にswing, slide, see-saw, sun, sunflower, spider, spoon, snow, snowman, strawberryを絵カードで提示します。slow revealか穴あき白紙でクイズにするつもりでしたが、時間がないので、さっと見せました。それで良かったようです。子どもたちは絵を見てそれを英語で言えるととても嬉しそうです。最後のstrawberryだけ、穴の開いた白紙をかぶせて「It’s a fruit. It’s sweet. It’s red.」聞かせました。

30人近い子どものうち、10人くらいはビデオ参加で顔が見えます。数人は、名前を覚えました。名前を呼んで話しかけたり質問したりできるのはとても嬉しいことです。

7月19日    A Sinking Feeling, The Rope Swing

1)Hello! It’s so good to see you. すでに入室している子どもに、How are you? Good? Can you say “genki”? 今日もgenkiを教えた。数人がGenki!と言う。I’m Setsuko. Can you say my name? You have two teachers today. Ayako. (Hi, I’m Ayako. Can you say my name?) 子どもたちは、SetsukoとAyakoを言おうとする。Good Morning Songを歌う。BEAR is wearing a blue shirt and a yellow bow tie. We are friends of Ukraine.

2)カレンダーを見せる。 [s’ohodni] Today. Today is July 19th. Can you say it? Good!前週を指差し、Twelfthを再度練習する。天気の絵カードを見せる。In ヤポーニヤ、it is rainy. We’re having a lot of rain in Japan. How’s the weather in Ukraine?

3) Today we’ll read two books. A Sinking Feelingを見せ、Kipper is going to the swimming pool. Can you swim? [plavaty]? How do you say “I can swim” in Ukraine. 子どもたちはすぐに反応して教えてくれる。復唱するのが難しい。[Ya moju plavaty]と言ってみせると、それでも良いらしい。通じた。絵カードを見せ、4つの泳法、swimming cap, goggles等を英語で言う。

4) 画面共有してA Sinking Feelingを一緒に読む。

5)I have a quiz for you. ここでモデレーターのAさんに子どもたちにはミュートにしてチャット機能で答えるように説明してもらう。絵と英文を見せるとすぐにチャットボックスに pool, swimming poolの2種類の回答が現れる。片手で絵カードを持っているとGood!とタイプするのが困難なので、goodと入れた。次に同様の活動をする時は、絵カードを固定して両手をフリーにしないといけない。Your answers are all correct! Good job! Now let’s read together.とカッコにpoolを書き入れて一緒に読む。

反省:次回はもう少し上手に書こう。

I have one more quiz. 絵と英文Wilma climbed on the (    ).を見せる。これには、duck, duck floatの2種類の回答があった。大きい子どもたちが活躍する活動になった。ギャラリービューで観察していると、小さい子どもは少し困ったようだったが、一緒に読むところでは声を出していた。1年生から4年生の混合なので、大きい子が満足する活動を短時間入れ、小さい子の様子を見ないといけない。

6) 画面共有して、The Rope Swingを読む。切れそうなロープの拡大画面を出現させたとき、彩子先生にAyako, do you think this is safe or dangerous?と問いかけ、彩子先生が I think this is very dangerous.と答えて、これ以降の切れそうなロープについてのteacher talkの理解準備になった。絵本後半のページでロープの拡大画面を出現させたとき、毎回参加する(たぶん1年生)子どもに AAA, Look at the rope. Do you think this is safe?と問いかけると、即座にOh no!と答えた。しかも笑顔で!持っている英語の中から最適なフレーズが口をついて出たので、感心した。

7)Alphabet Chant: ウクライナ語のキリル文字は、英語のアルファベットと同じ文字があっても、発音が異なるものもある。英語のアルファベットを毎回見て、個々の発音を復唱するのは子どもたちのメリットになると信じる。Today we learned words that begin with Ss. 絵本を見せて、swing, stream, silly, Slash. We have more words that beging with Ss. 絵カードを見せる。子どもたちは、よく見て、英語で答える。snowとsnowmanは、この冬の我が家の庭の写真を使った。This is my garden in the winter time.と言うと、再度じっくり見入っていた。実物の写真には力がある。

8)Good-Bye Song. 

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