【Teaching Children Online #18】8月18日 オンライン授業

ウクライナの子どもたちとのオンライン授業18回目を振り返ります。

NGOウェブサイトの案内は、「We will review “I See a Star” Song and find more shapes in Japanese sceneries. Then we will read “No, David!” If time allows, we will review the Alphabet Chant.」としました。対象年齢は6~10歳。

いつも参加するIちゃん、以前何回か参加した子どももいますが、初めての子どもが多い印象です。ビデオ参加で顔を見せている子どもは10人程度で、他の子どもは機器に登録した親の名前が見えるだけですから、判断のしようがありません。1回ごとに完結する授業にしなくてはいけないと実感しました。モデレーターのAさんが、子どもの名前を英語表記にしてくださるのは大助かり。Solomiyaという子どもを見つけて、「Hello, Solomiya(ソローミア).」と言うと、「Actually, my name is not ソローミヤ。It’s ソロミーヤ。」としっかり返答。「Is it ミーア, or ミーヤ?」と重ねて聞くとミーヤと答えました。ウクライナ語の女性の名前の特徴が少しわかってきました。それにしても、小学生が、しっかり英語で受け答えする英語運用能力を持っているのに感心します。

前回、Shapes Around Usとして実際の写真をスライドショーにして、shapes探しをしました。子どもが熱心に取り組んで、よく発言したので、今回はPart 2として、新潟の写真を組み合わせてスライドショーを作りました。keynote内蔵のクリップアートだけでは思うように作れないので、Jの助さんにお願いして円弧や扇形などのクリップアートを作ってもらいました。8月の初旬に毎日少しずつ作っていきました。前日できなかったことが1つずつ出来るようになるのがとても嬉しい期間でした。

彩子先生が8月16日の授業に参加できることがわかったので、Shapes Around Us Part 2を担当してもらいました。オレンジ色と緑色に塗られたバスの写真に、We have buses in pumpkin colors.と説明をつけておきました。彩子先生は、本物のパンプキンを見せてくれました。Japanese pumpkins are green outside and orange inside.と言いながら、あらかじめ半分に切っておいた断面を見せました。ウクライナの子どもは外側も中身もオレンジ色のパンプキンしか知りませんから、驚いて見入っていました。実物の力は大きい!

No, David!のスライドは、ぴろこ先生にzoomで見てもらい、本文に下線をワイプさせることにしました。英語が母語の子どものために製作された絵本は、単語数が少なくても、自由な表現が多く、教材として使う難しさを感じました。

絵本を読んだ後のアクティビティは、子どものイラストを10枚見せて、「The boy is jumping in the mud. Is this good, or bad?」「The girl is watering flowers. Is this good or bad?」と問いかけ、Thumb up/Thumb downの動作をしながらgoodまたはbadを言わせました。

絵本に登場したbadとgoodの例

最後のGood-bye Songになると、子どもたちは自分のぬいぐるみを用意していて、ぬいぐるみを動かしながら歌いました。Good Morning Songで始め、Good-bye Songで終わるというルーティーンはマンネリですが、良いマンネリで、子どもが楽しみにしていることがわかりました。

8月16日   No, David!

1)Greetings。You have two teachers today. SetsukoとAyakoと言えるか問うと、ちゃんと発音できる。

2)Good Morning Song。カレンダーを見せる。 Augustと聞かせる。ウクライナ語の8月 [serpen]を言ってみせるとうなづいてくれる。16thを練習。天気を言って、聞く。Rainyとsunnyがいる。Some of you are in a rainy area and some are in sunny area. Ukraine is a large country.

3) I See a Starをアカペラで教える。小さい動作、大きい動作。

4)Shapes Around Us: 彩子先生が準備万端で、カボチャの実物や、描いた図形を見せながら進めた。子どもは、スライドに付けて用意したアニメーション以外にもshapesを見つける。よく話せる子どもが「many, many, many squares」のように、言いたいことを何とか英語で表現する。

5)No, David!: 絵本の力は大きい。子どもはDavidの行動を楽しんでいた。この絵本では、Is it good or bad?をキーワードにする予定だったので、ウクライナ語のgood [ドーブレ] とbad [ポハーノ] を練習しておいた。子どもにthumb up/thumb downを教える時、まずウクライナ語で言ってみせると、喜んでドーブレと復唱し、次に英語を言った。途中で、very badはどう言うか聞くと、とても難しかったので、I will practice later.と切り抜けた。

6)この時点で40分以上経過していたので、モデレーターのAさんに後数分続けて良いか聞くと、thumb up!子どものイラストカード10枚を見せ、Is it good or bad?と問い、thumb up/downをしながらgood/badを答えさせた。

7)大急ぎでAlphabet Chantを聞かせた。途中音が聞こえないとAさんに指摘された。毎回、何らかのトラブルがある。ため息。

8)今日勉強したことを簡単にまとめ、カボチャ、pumpkin、[ハルボーズ]と3ヶ国語でカボチャを言って盛り上がった。

9)Good-bye Song:ぬいぐるみを持って元気よく歌う子どもたち、可愛い。バイバイを言う時は、Aさんが全員のミュートを外してくれるので、みんなの声が重なる。Have a nice day!と言う子どもがいる。

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