【Teaching Children Online #34】2022年12月22日　オンライン授業

ウクライナの子どもたちとのオンライン授業34回目を振り返ります。

Date: December 20th, 10:00 Kiev Time

Description: we will read “Dear Santa” and learn to say “Too big/small.” We’ll find 10 words that begin with Ss. Bring some paper and a pencil to write and draw! 

私のオンライン授業の前日19日にはウクライナはまた大規模な攻撃を受けて電力が50％まで落ち、全国で計画停電が行われていました。NGOの方たちは、モバイルバッテリーや車のバッテリーに繋いで仕事を続けています。現地の午前10時（日本の夕方5時）になってもzoomが繋がらないのでやきもきしましたが、5分遅れで接続しました。ほっ！子どもたちがどんどん入室しますので、できるだけ「Hi, Aaaaa! It’s good to see you.」のように一人ずつに声をかけます。

今週もJ之助さんがハッキング撃退見守り隊として入室してくださいました。非常に心強い！

12月20日 Dear Santa

1. Greetings

2. Good morning song. Date. Weather. ：サンタの赤白帽をかぶったBEARと一緒に歌う。トナカイのツノのヘッドバンドをしている子どももいる。クリスマスがテーマの授業を楽しみにしていたようだ。ウクライナ語、英語、日本語の3ヶ国語で雪を見せる。Teach me Ukrainian.と言って、子どもたちに発音してもらうが、カタカナで表記できない微妙な発音で難しい。その後、日本は今大雪です、と我が家の庭の大雪写真をスマホで見せた。ここで、I don’t have snow.という子どもが2人いた。ウクライナは真冬なので、どこか暖かいところに避難しているのだろうか。

3. Game:Too big. Too small. Too strong.（彩子先生担当）：彩子先生は「Floppyのお話を覚えていますか？」と話しかけ、自然に復習させ、ゲームを進めた。絵カードの番号を選んで言いたい子どもが手を挙げる。彩子先生は授業に集中しているので、ギャラリービューで見ている私が指名する。この方法は、うまく行くと、子どもたちに公平に発言の機会を与えられる。

4. Dear Santa : 埼玉のともっち先生が授業で活用するためにDear Santaをkeynoteにしました、とデータを送ってくださいました。サンタがプレゼントをラッピングしては、Too big. Too small.のように言うので、既習英語の復習になる。このkeynoteを週末にぴろこ先生とzoomミーティングをして、チェックしてもらった。親のスマホで授業に接続している子どももいるので、できるだけ画面いっぱいに絵が広がることを主眼に改定した。

5. Game: Review Draw David. Draw Santa. Draw a tree. (play It’s Christmas Time)約2分の歌の間に描かせる。：ぴろこ先生が2年生の学級で英語授業をし、12月6日のオンライン授業で使用したkeynoteを使ってDraw Davidをおこなった。その子どもたちの描いた様々なDavidを見せた。ウクライナの子どもたち大喜び。そして、様々なshapesを組み合わせてサンタクロース、クリスマスツリーを描くことができると教えた。歌「It’s Christmas Time」をかけ、歌は2分だからその間に絵を仕上げるように指示した。子どもたちは真剣に取り組んでいた。実際の学級で活動しているような雰囲気だった。歌は、iPadを最大音量にしてかけたのだけれど、彩子先生がよく聞こえないと教えてくださった。次回の課題である。

6. Phonics: Ssで始まる単語を見つける。Santa/Floppy, square/triangle, snowman/icicle, snow/rain, spoon/fork, sunflower/rose, spider/ladybug, sun/moon, slide/jungle gym, swing/horseをA5サイズの紙（横向き）に印刷した。前回はターゲットの単語だけを印字したが、今回は単語2つとも印字した。前回彩子先生が「当たりの単語以外も言って聞かせるようにした」と振り返っていたので、 それを活かした。彩子先生は、2つの単語を丁寧に教え、Ssで始まる単語を [s] [s] squareのように発音練習させた。spiderの絵カードで、突然一人の子どもが I don’t like spider.と言った。「わたし、クモはだいきらい～！」という感じで、心から言っていた。思わず笑ってしまい、I don’t like spiders, either.とフォローした。このように、英語が自分の言葉になっている子どもに接すると感動してしまう。

7. Song: It’s Christmas Time (play CD)時間があればおこなう：時間があったので歌を教えることにした。音声を聞かせるのがうまくいかないようなのでアカペラで教えた。see, hear, smell, jingle bells, Christmas tree, Gingerbreadの絵カードを見せ、動作をつけながら教えた。