【Teaching Children Online #49】2023年3月23日 オンライン授業

ウクライナの子どもたちのオンライン授業49回目を振り返ります。

Title: Music, Movement and Story

Date: March 21st, 10:00 Kyiv Time

Description: Do you remember Biff? She’s Kipper’s sister. We will read a picture book about Biff, “The Dream.”  Then we will read another story that you will dream about. Look, listen and enjoy the story. Then we will learn English for animals in the water.

優れた絵本は、英語が多くても子どもはよく理解しますが、オンライン授業に参加する子どもは英語を練習することを楽しみにしているので、英語が少ない絵本を使って、子どもが本文を声に出して読む機会を多くしたいと考えています。

3月7日のThe Gingerbread Manは、単語数は多いけれど、繰り返しが多く、ストーリーが進むと、「読める」と手を挙げる子どもが増えました。教材として開発された絵本には力があります。

3月14日の「くるりんぱ 」はイラストの仕掛けが面白すぎて、ひっくり返ったら何か当てることに夢中になり、英語を話すことがメインになりました。読ませたい英語は1ページに1センテンスで、量は少ないのですが、教材として制作されていないので、子どもの読む力と合致していない英語も多々ありました。

3月21日は、Oxford Reading Tree (ORT)を使おうと考えました。ORTを使った授業は2022年11月29日が最後でした。Floppy, Kipper, Dad, Chipのストーリーは扱いましたが、Biffが怖いdragonの夢を見るストーリーは戦時下の子どもに配慮して使いませんでした。今回は、NGOコーディネーターが教師時代に出版した読み聞かせ絵本の中に全然怖くないdragonのストーリーがあるので、それを併せて読むという授業にしました。

zoomが繋がると、顔と名前が一致して、英語のレベルも予測できる子どもが中心の10数人でしたので「私の担任学級」という感覚で授業を進めることができました。見覚えのある少女が車の後部座席から参加していました。大急ぎで家に向かっていたようです。授業の後半はお家の中でした。このお嬢ちゃんは小さい弟がいて、今回もウィンドウの半分に丸まっこい幼児が映っていました。「弟にも答えさせて」と言うと4歳か5歳と思われる弟くんが舌足らずだけれどちゃんと復唱するのが、とてもとても可愛い。「外国語だ!」と身構えることなく小さい頃から口にしていれば上手になるのだわ、と思いました。

別のお嬢ちゃんが授業の途中で手を挙げるのでDo you want to speak?と聞くと、Today is my birthday.と言うではありませんか。「絵本のあとでHappy Bithdayを歌おうね」と応対しましたが、授業に夢中になっていて忘れるところでした。モデレーターさんがリマインドしてくださったので、授業の最後に全員でHappy Birthdayを歌いました。オンライン授業のボランティアをして丸1年経ち、子どもが誕生日だと教えてくれて、全員で歌ったのは2回目です。火曜日のオンライン授業を楽しみにしてくれていることがわかるので、先生の私が幸せになります。

3月21日 The Dream 

1. Greetings

2. Good morning song. Date. 今日読む本の表紙を見せ「Today we’re going to read this book in English. It’s easy for you as you have good English. But there’s one tricky word. I’m going to teach you before we read the book. 」と告げた。これまでの子どもたちの音読を聞いて、絵本1ページ目の「couldn’t」でつまずくことが予測できていた。まず、ウクライナ語で[ヤ モージュ](I can)と言って子どもの反応を見て、ボードにI canと書いた。次にcan, can’t, could, couldn’tと書きながら説明した。モデレーターKさんに、子どもの理解を確実にするために、ウクライナ語で説明を加えてもらった。子どもたちは真剣に聞く。その後、再度発音練習をした。

3. Read: The Dream:ページごとに場面について話し合い、本文を読んで聞かせる。希望する子どもが手を挙げて読む。どのページも3人から6人の子どもが手を挙げる。16ページの絵本で、英語が少ないので、時間が充分にあり、全員に読む機会を挙げることができた。

4. Sequencing:クイズだと告げた。6つの英文を見せ、1つずつ読んで聞かせた。1番はどれか尋ね、絵本の最初のページを見せた。1を書き入れる。6番はどれか尋ね、絵本の最後のページを見せた。6を書き入れる。Which is number 2?と聞くとすぐに手が挙がる。順番に答えさせた。

5. Read : The Dragon Story:「コーディネーターのMrs. Oが書いたお話です。これは話し合うのではなく、聞くだけで良い。」と告げ、全員をミュートにして読んで聞かせた。

6. Phonics: dolphin, seal, otter, whale, shark, turtle, penguin, octopus, jellyfish, seahorse:水に住む動物の絵カードが10枚ある、「最初の文字をヒントに何か考え、絵を少しずつ見て答えを考えよう」と告げた。最初は絵本に登場したdolphinにしてハードルを低くする。

(絵カードの上に白紙を重ね、下に少しずらしてdの文字を見せる) The first animal starts with d. What’s the sound of the letter d? [d], [d]. This is an easy one for you. It was in the story. (白紙を少しずつ下にずらして絵を見せる) That’s right. Dolphin. Let’s practice. [d], [d], dolphin. 

子どもたちは単語の最初の文字から水に住む動物を考える。seal, seahorse, otter, shark, whaleをすぐに思いつくので感心する。今日はshとwhの二文字子音を扱ったので、sh, sh, shark/wh, wh, whaleのように2つの文字をまとめて読むことを説明した。今日初めて参加した低学年の子どもがtでteacherと言ったのはご愛嬌だった。思わず、Good idea! But I don’t live in the water.と言ってしまい、大きい子どもたちがにこにこして聞いていた。子どもたちは自分が正解すると大喜びするが、他の子どもが違うことを言っても寛容であることが、ギャラリービューで観察できる。

7. Good bye song:「今日は絵本を1冊読んで、さらに1冊聞きました。最初のストーリーを英語でお家の人やお友達に話してあげてね。」と言った。

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