古稀日記 2023年8月13日 【Watch out for COVID-19!】

今週は災害級の猛暑で、三条市は38.5度、39.1度、と全国ニュースになりました。こんな夏はなかったと思います。三条市は今までも何回かフェーン現象で高温になって全国1位のニュースになりましたが、体温を超える気温が何日も続くことはありませんでした。暑いから体温が高いのか、本当に熱が出ているのかわからないのは困ったものです。というのは、今週私はコロナを発症して自宅療養していたからです。感染経路はわかりません。コロナの規制が緩んでも、私はマスクを外していません。強いていえば、帰宅時の手洗いをサボり気味だったかもしれません。

日本のコロナ感染者の累計は2023年4月1日時点で全人口の26.5%。4人に1人です。さらに、この夏感染者が増えているので、まさかと思っていても感染する可能性があります。

8/7(月)前日のテニスの疲れでぐっすり眠れるはずだったのに、眠りが浅く、起きるとざわざわしました。念のために買い置きの抗原検査キット(研究用)で検査しました。陽性でした。

かかりつけの医院に電話しました。看護士さんが丁寧に対応してくれて「当院ではコロナの治療薬を処方することはできない。対症療法の投薬を希望するならば、ドラッグストアで医療用の抗原検査キットを買って再度検査をしてから電話するように」と言われました。

医療用抗原検査キットで陽性が出ました。熱は無く、喉が少し痛いくらいなので、様子を見ることにしました。夜熱が出ました。38度。全然苦しくないのに。見たことのない38という数字が信じられなくてなんども検温しました。

8/8(火)医院に電話し、投薬を依頼しました。「指定時刻に医院の駐車場に行き、電話をする。看護士さんに医療用抗原検査キットをパッケージごと見せる。その後、医師が患者本人を電話診察し、薬を処方する。処方薬局から車に薬が届けられる。次回来院のとき会計をする。」と説明されました。

医師の電話診察は本人確認程度で(治療行為や投薬には医師が関わったという証拠が必要なので数秒でも電話で会話する)説明は主に看護士さんでした。「発症した8月7日をゼロとして、5日目の8月12日まで外出をしないでください」この外出自粛は現在は法律に基づくものではないのですが、看護士さんの口調は有無を言わさぬ説得力がありました。もちろん、自主隔離しました。

8/9(水)~ 8/12(土)2階の寝室(TV、トイレ完備)にこもりました。ひーさんに感染するといけないので階下に行く時はマスクをしました。

カロナールを時間を置いて3回服用すると、8/8(火)夜には平熱になりました。あとで考えると、苦しくないのだから、解熱剤を使わないで、熱が出きって自然に下がるのを待つ方が良かったかもしれません。喉と鼻は、普通の喉風邪のような症状の推移でした。イソジン・ガーグルでうがいし、トローチをなめました。味覚も嗅覚も無事でした。軽症と言えます。6回目のワクチン接種は6月上旬でしたから、ワクチン接種の効果が継続していたと思いたいです。

軽症にもかかわらず、不安感がありました。経験値の無いウィルス感染症なので、急に重症になったらどうしよう、といういやぁな気持ちが頭に巣食っていました。さらに、倦怠感があり、何にも集中できないので、韓国ドラマの録画を見たり、「宮部みゆき」時代小説を読み、ときどきうつらうつらしながら昼間の時間を過ごしました。UKとKoreaの仕事が一段落していて良かったと思いました。

ひーさんには毎日抗原検査をしてもらいました。陰性で、ありがたく思いました。食事は作り置きがなくなると、お弁当を買ってきてもらいました。感染してすぐに友だちが差し入れしてくださったサラダ(ジップロックを開けてすぐ食べられる)とケーキに助けられました。また、別の友だちが湯煎解凍する食品を送ってくださり、これも助かりました。喉越しが良いものが食べたくて、毎日ヨーグルトとプリンを食べました。

私がコロナ感染したので、子どもたちと孫たちの帰省は取りやめになりました。とても残念ですが、感染の可能性があることは回避しなくてはなりません。

今回得た教訓:

1)コロナウィルスは無くなっていないので感染予防対策を続ける。

2)抗原検査キットを買い置きする。

3)ワクチン接種の機会があれば受ける。

コメント (16)
  1. 小野 由紀子 より:

    節子先生

    コロナ感染、大変な思いをされたのですね!!コロナは収束するどころか、また増加傾向にあると聞きます。誰が罹っても不思議ではないと思います。私も喉が痛いことは何度もありました。もしかしたら、知らずに感染していたかも知れません。生徒も今月になって、何人かコロナ感染で休みました。まだ休んでくれる生徒は良いですが、咳をしていたり鼻水が出ているというのに健気に教室に来てくれる生徒もいます( ;∀;)嬉しくもあり、嬉しくない気持ちもあります。
    以前良くテレビに出ていた岡田晴恵さんが「葛根湯を持って回りなさい」みたいなことを言っていたので、以来私はそのようにしています。少し背中が寒いなとか喉が痛いなと感じたら、葛根湯を飲むようにしています。お陰様で今のところ、ひどい状態になったことがありません。ただ、先だって生徒が続けて感染した時に心配だったので、コロナとインフルエンザの両方を医者でチェックしてもらいました。幸い陰性でしたが、高原検査キットが家にあれば便利ですよね。
    あと、私はスーパーに行くときはゴム手袋をつけています。手指の消毒のし過ぎで指紋が薄くなり、物を落としがちになったりする理由と、感染対策です。食品売り場で良く見る光景ですが、年齢に関係なくお客さんが商品を手にしては置き、手にしては置きしています。自分自身の商品を買って帰った後も、必ず除菌シートで拭いてから冷蔵庫に入れるようにしています。しなくて良いことをしているせいか、ストレスが溜まります。
    先生もどうか、引き続きコロナには十分お気をつけくださいますように。

  2. 外山節子 より:

    ゆきこっち〜!コメントをありがとうございます。

    ゆきこっちの感染予防対策は万全ですね。えらいです。「しなくて良いこと」ではないと思います。ストレスと思うとストレスになりますから、ニコニコして続けてくださいませ。

    学齢期の子どもと接していると感染には敏感になりますね。古稀日記を読んでくださっている方は学校関係の方が多いので、みなさまの参考になればとブログを書きました。現在の第9波のウィルスは、感染しても軽症で済むことが多いようですが、5類に移行してからは、感染者数も、感染した場合の症状なども報道されないのは不安です。また、今回の感染で、マスクは自分の感染予防と同時に、他人に感染させない方策であることを実感しました。

  3. 小野 由紀子 より:

    節子先生

    コメント有難うございました。
    節子先生のおっしゃる通りです。自分への感染予防と、他人に感染させないという思いは大事だと思います。私の住む集合住宅は、高齢者が多く住んでいて、しかも持病のある人や大病したとか言う人ばかりです。子供相手の仕事をしている自分が、その人たちに感染させたとなると心苦しいです。これからも面倒くさいなどと思わず、出来る限りのことをしていきたいと思います。節子先生、有難うございました。

  4. よりたん より:

    せつこさま、ゆきこさま、みなさま、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?なんと、私も12日から初めてコロナに感染して自宅療養していました。ワクチンは5月に6回目を接種、春以降の小学校の授業では(他の先生にならって?)マスクなしでしたが、普段の生活は買い物、ジムなど必ずマスクをしていました。感染経路は不明ですが、12日から微熱、鼻水など風症状が出て、近くの発熱外来を受診、「陽性」でした。私の場合、軽いインフルエンザ程度で済み、私も2階の寝室にこもり、幸い夫に感染はしませんでした~(ほっ)
    5日間が無事終わり、日常の生活に少しずつ戻ります。が~!「臭覚」だけが戻っていません(!)味覚は大体OK、食欲もありますが、味がぼんやりです。少しずつ回復することを願います。何か皆様の参考になればとコメントさせて頂きました。

  5. 外山節子 より:

    よりた〜〜〜〜ん!

    なんということでしょう。よりたんも!完治してコメントを書いてくださってありがとうございます。軽く済んで良かったですね。「臭覚」すぐに戻りますよ、きっと。感染して「味覚」をやられた友人がいましたけれど、数日で戻りました。

    感染対策をしていても、罹る時は罹るので、そうなったら養生するしかありませんよね。私は週末にはまだ声を出して話す気力があまりありませんでしたが、今日午前中zoomでミーティングをした時、元の通りに声を張っている自分に気づきました。一日一日通常に戻っています。

    Please stay well, my friend!

  6. 小野 由紀子 より:

    よりこ先生

    先生、大変でしたね。でも今は、誰が罹ってもおかしくないと思っています。私も気がつかなかっただけで、感染していたかも知れません。今思えば、ちょこちょこ喉が痛かったり背中がゾクゾクしたこともありました。

    臭覚が早く戻ると良いですね。これからもどうか、お気をつけください。また博多で、マスクをつけずに会話が出来る日が来ることを願っています。

  7. 外山節子 より:

    ゆきこっち〜!福岡セミナーの同窓会したいですね。元気でいましょうね!

  8. 小野 由紀子 より:

    節子先生

    はい、同窓会したいです!先生をはじめ、皆さんにお会いできることを楽しみに健康でいたいと思います。

  9. よりたん より:

    その後のご報告です。5日間の自宅療養の後、少しずつ普通の生活に戻り、今日から臭覚も戻ってきました!家族曰く、コロナに罹る前より元気だと・・(笑) 今回友人たちとラインで情報交換しましたが、ある友人(私より若い方)は吐き気がひどかったり、友人の娘さん(40代)は喉の痛みと強い倦怠感が続き、今も咳が残っている等々、年齢に関係なく、コロナでも色々な症状があることがわかりました。もちろん無症状の方もあるでしょう。検査で「陽性」と聞いた時はショックでしたが、現在は薬も処方されますし、工夫すれば同居の家族への感染も防ぐことが可能だと思いました。持病のある方もいらっしゃるので一概には言えませんが、少しでも参考になればと思います。

  10. 外山節子 より:

    ゆきこっち、よりたん、コメントを追加してくださって有難うございます。メディアが現在のコロナ感染の状況を詳しく報道しないので、こうして情報交換ができるのは、きっと良いことだと信じます。

    最近のニュースでは、熱中症で救急に運ばれる人にもコロナ検査をすると陽性者がいるので、救急医療を2つに分けることで、病院の仕事、病床の割り振りが逼迫しているということでした。

    最近メールのやり取りをしたウクライナの方は「ウクライナはコロナ禍が収まっているが、病院は戦争の負傷者の対応で忙しい」とのことでした。

  11. えの字 より:

    私も12日からコロナに罹りました。実は10・11日富士山に出掛け無事登頂して帰宅したのですが、かなりきつい行程だったので疲れが出たと思いながら喉の痛みと倦怠感。翌日熱が出たので、もしやと思い自宅にあった抗体検査で確認したら、やはりポジティブ。熱は37℃くらいを行ったり来たりでしたがのどの痛みがひどく、つばを飲み込むのも困難でした。横になると咳き込みがひどく鼻水も出ました。そのうちに娘も症状が現れ、私にうつされた~~とクレームしていましたが、彼女は彼女でお盆前から週末はお友達と花火大会やナイター観戦に出掛けておりましたので感染源も不明です。東京は夜も熱帯夜。エアコンつけないと眠れない日々が続いており、マスクをするのも困難な状況。でも外出時はマスク着用で気を付けるしかありません。近所のお友達もコロナに感染していたのよ!とおっしゃる方々が結構います。国立国際医療センターでバイトをしている知り合いもこの頃感染者が増えて病院のベットが一杯になっていると言ってます。今のコロナ感染状況は侮れないと思います。

  12. 外山節子 より:

    えの字〜!

    何ということでしょう。古稀日記の小さなコミュニティーで何人もの感染!現在の「第9波」は侮れないですね。

    つばを飲み込むのも困難な喉の痛み、というのは、本当にお辛かったことと思います。復活おめでとうございます。それにしても、富士山登頂を果たされたのはすごい。この状況が落ち着いたら、新潟のお山に遠征してください。ホリデイ・イン・古稀をお宿にね!

    節子

  13. えの字 より:

    うれしいお誘いありがとうございます。富士山にはインバウンドが日本人登山者より大勢おりましたから、もしかして制限前のコロナ以上に今は変異を遂げているかもしれません。日本は円安とばかりに観光地、新宿のデパ地下ですらオーバーツーリズムです。

  14. 外山節子 より:

    えの字〜!オーバーツーリズムを実感していらっしゃることと思います。とにかく、この熱波を乗り切りましょうね。節子

  15. よりたん より:

    えの字さま、お久しぶりです。富士山登頂おめでとうございます!その後に感染されて大変でしたね。私も含め、この第9波でコロナに感染された方の多い事、この場での情報交換は貴重です。全国的に厳しい残暑が続きますので、皆さまお身体ご自愛くださいね。

  16. 外山節子 より:

    よりたん、コメントをありがとうございます。

    新潟県は感染者が増えて、病床逼迫に近づいていると、今日夕方のニュースで報じていました。猛暑が続くので、免疫が落ちていて、感染しやすくなっているのでしょうか?

    生活空間は28度にしていますが、部屋と部屋を結ぶ廊下、一階と二階をつなぐ吹き抜けでは、体温より高い空気を吸うことになるので、1日が終わると疲れています。あとしばらく続く熱波を乗り切らないとなりません。

    みなさま、元気でいましょうね!

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