ウクライナの子どもたちのオンライン授業93回目を振り返ります。
Title: Music, Movement and Story
Date: February 27th, 2024, 10:00 Kyiv Time
Description: We will read “Heads and Tails” and try to think what animal has a head or a tail like this.
2月27日 Heads and Tails
1. Greetings
2. Good morning song. Date.
3. Song: Two Little Blackbirds. Head, Shoulders, Knees and Toes (change to Head, Shoulders, Head and Tail)
4. Read: Heads and Tails
5. Quiz: I’m a bear. I can climb.
6. Phonics: animals in the book: tiger, parrot, camel, rhino, elephant, swan, leopard, gazelle, gorilla, zebra + cat (Last week, a child requested words that start with c.)
7. Good bye song
今日も途中の入退室が数名あり、全体では20人弱の子どもの参加があったと思います。週日の午前中にNGO主催のオンライン授業に参加するということは、おそらく避難先で生活しているのでしょう。地元の学校、ウクライナ政府提供のオンライン授業等、様々な機会がある中で、空いた時間にNGOのオンライン授業(事前登録不要)に入って、少しでも英語に触れたいのだと思います。毎回参加する子どももいます。中には、一昨年の9月から一度も欠かさず参加している子どももいます。いつか、対面で会うことはできるでしょうか?対象にしている6歳~9歳の子どもたちには、平和を取り戻したウクライナですくすくと成長してもらいたい。
子どもたちはみんな歌と身体を動かすことが大好きです。Two Little Blackbirdsで自分の名前が歌われると本当に嬉しそうにします。今日のメインはHeads & Tailsという写真絵本なので、まずはtailのイントロ?「Do you have a tail?」と問いかけると大笑い。お猿のぬいぐるみを見せて、tailをくるくる回して見せました。腕をぐるぐる回してtailを表現しようと提案し、Head, Shoulders, Head and Tailと歌いました。大受けでした。
Heads and Tailsは、最初に尻尾(つまりお尻)の写真があり、flapをめくると頭(つまり顔)の写真が見えます。写真が見えても、gazelle、warthogなど、見たこともない珍しい動物も含まれているので、子どもたちはどんどん話しました。It’s a gorilla.のように答えた子どもにI think it’s a gorilla.と言ってみようと提示。すぐに立派に意見を述べる英語になりました。What is this? I don’t know. Turn the page.等々の発話が飛び交いました。
次はクイズです、と「I’m a bear. I can climb.」のプレゼンテーションを見せ、スライド1枚ごとに英語を言いながら動作を一緒にしました。2枚目からは「I’m a ( ). I can ( ).」と単語を隠して見せて当てさせました。例えば、I’m an elephant. I can ( ).では、I can play football.のようにさらっと答えます。合っているけれど、ここでは単語1つです。ううむ。kで始まります。kick! のように、対面の授業に匹敵するような臨場感で子どもたちとのinteractionを持つことができました。
フォニックスは大人気のアクティビティで、先週「cで始まる単語にしてください」とリクエストした子どもはcatとcamelで大満足の表情でした。毎回、彩子先生が絵カードを見せて子どもたちと対話している様子に見入ります。フォニックスだけでなく、授業全体で、Team Teachingはとても効果があります。