ウクライナの子どもたちのオンライン授業95回目を振り返ります。
Title: Music, Movement and Story
Date: March 12th, 2024, 10:00 Kyiv Time
Description: We will read “Swap!” We’ll sing songs and re-tell the story.
SWAP!は、「わらしべ長者」のようなお話です。Nadimは粗大ゴミの中から壊れたバットを見つけます。きれいに直したバットを壊れたおもちゃのロボットと交換し、修繕したロボットをウィールが取れたスケートボードと交換し、ウィールを付けて修繕したスケートボードを壊れた自転車と交換します。自転車を修理して塗装し、最終ページではNot bad! (悪くないね)とご満悦で自転車に乗っています。
最初のバットは、クリケットのバットなので、子どもたちがバットと認識してくれるか心配でした。クリケットのバットの絵を見せて Do you know Cricket?と問いかけると、モデレーターさんが「Children know Cricket. But it is not a popular game.」と笑いながら教えてくれました。
今日も小学校のクラスの参加がありました。ところが、コンピューターの調子が悪いらしく、こちらの音は聞こえているのに、教室からは音声が送られてきません。参加をあきらめて退室されたので、残念でした。来週以降、再度参加を試してくれるでしょうか?
個人で自宅から参加の子ども10人程度の小さいクラスだったので、子どもたちにはミュートを外してどんどん話させました。My bicycle is purple. I have a bicycle, a skateboard and roller skates. 等々、自分について英語でよく話します。
同じ言語材料を Read, Retell, Phonicsと複数のアクティビティで提示しましたから、子どもたちはよく理解してよく覚えました。
偶然ですが、何人かの子どもがユニコーンのぬいぐるみを持って参加していて、機会を与えるとユニコーンについてどんどん話しました。低学年の子どもの英語運用能力にはいつも驚きます。彩子先生がフォニックスの指導をしている間に、私もユニコーンのぬいぐるみを探しに行きました。見つけたユニコーンを子どもたちに見せました。こういう同時性でオンライン授業がリアルで楽しい時間になります。
毎週授業の終盤に入室する小さい男の子がいます。今日は人数が少なく、時間に余裕があったので、話しかけました。5歳だそうです。Do you enjoy the English lessons?と聞くと、Yes. Thank you.と言うのです。このお子さんと話したことで、彩子先生も私も、とても温かい気持ちで授業を終えることができました。戦時下の子どもたちに少しでも楽しい時間を、そして英語を練習する時間を提供するのは、人数の多少にかかわらず、意義があると信じて。。。
3月12日 SWAP!
1. Greetings
2. Good morning song. Date.
3. Song: Two Little Blackbirds.
4. Before Reading: cricket is a sport like baseball.(クリケットの写真を見せる)
5. Read: SWAP!(全部読んでから希望する子どもに好きなページを選んで音読の機会を提供する)
6. Retell the story.
7. Phonics: words in the story: bat, robot, skateboard, bike, helmet, black, wheels, swap, broken, mend
8. Good bye song