2024年11月19日
新潟伊勢丹で輪島塗職人たちの作品展がありました。初日13日の様子がローカル局のニュースで放送され、翌日駆けつけました。
職人6人と工房・漆器店9社の作品が、家庭用品の週替わりのスペースに展示されていました。
店舗と工房がつぶれてしまったその中から救い出した貴重な品物(作品)が展示販売されていました。ある工房の方は肩を骨折したけれど、発災後2週間は医者にもかかれなかったそうです。毎日つぶれた店舗に潜って作品を探したそうです。「ほら」とスマホを見せてくださった店舗の写真は、地面の上に屋根があるだけで「これ、何度もニュースに映ったあのお店ですよね。」「そうです。着るものも無いので、おとといこのスーツ買ったんですが、腕が上がらないので、着られないんですよ。あはは。」と、ものすごく明るい。この方の工房のお薦めのお皿(奇跡的に5枚組全部無事だった)を購入しました。
もうおひとかたとお話しして、うさぎの絵柄のぐい飲みを購入しました。「うさぎ1匹」、「うさぎ2匹」、「うさぎ2匹+小さいうさぎ1匹」、「うさぎ2匹+小さいうさぎ2匹」等と異なった意匠のぐい飲みを、ストーリーを持った3個セットで販売していたけれど、うさぎ2匹のは壊れてしまったそうです。展示されていたのは4個だけでした。「4個全部買っていいですか?」と頂戴してきました。
ぐい飲みの外側にはうさぎ、内側にはお月さまです。これで飲むとお酒が今までより美味しいようです。口にあたるアールが優しいからだそうです。
能登の伝統工芸が無くならないように祈ります。
節子先生
震災後に救われたとは思われない、綺麗なぐい飲みですね!! それに、このような素敵なぐい飲みは見たことがありません。
これからは、節子先生の良い友になりそうですね(^^♪ 本当に良かった、と感じます!
ゆきこっち
ゆきこっち〜!コメントをありがとうございます。
うさぎは私の干支ですから、ふっくらとした後ろ姿を愛でながら、晩酌しておりまする。節子
これぞ大人買い!!というべきでしょうか。能登の伝統工芸・輪島塗へのお顔の見える応援ですね。漆にのせた金粉が繊細で月やうさぎ、ススキに見立てた細い線や点刻の技巧も素晴らしいです。作品に出会われたせの字のご縁でしょう。お召しになっている白のニットコートのデザインも素敵です。
えの字〜!コメントをありがとうございます。
「大人買い」!そうなんです。さすが、我が友えの字!これはご縁と思い購入しました。せの字