【Teaching Children Online #96】2024年3月20日 オンライン授業

ウクライナの子どもたちのオンライン授業96回目を振り返ります。

Title: Music, Movement and Story

Date: March 19th, 2024, 10:00 Kyiv Time

Description: We will read “Scoop’s Ups and Down” and “Up and Down.” We will sing Opposites song and learn opposite words in the phonics activity.

3月19日 Ups and Downs

1. Greetings

初参加の子どもが最初から手を挙げて、「I have coin collection. I want to show you.」と話し始めました。授業が終わってからね、と制止しましたが、日本人の先生にコインを見せたかったのでしょうね。授業の途中でも、終わり頃でも、カメラに向かってコインを見せていました。かわゆす。

2. Good morning song. Date. 

3. Song: Two Little Blackbirds. 

              Up and Down(Kathy’s song)

絵本を見せ「Up and Down Song」を歌います、と動作をつけて教えました。子どもたちはすぐに真似をしました。「これはoppositesと言います。long and shortも歌えます。fast and slowも歌いましょう」と大げさに動作をつけると大喜びで真似をしました。

4. Read: Scoop’s Ups and Downs: 表紙を見せてteach two cats’ names, Scoop and Scrap, and pulley (construction, builder, crane, bucketなどは絵について話すときに聞かせる)

(全部読んでから希望する子どもに好きなページを選んで音読の機会を提供する)

絵本が終わってから読みたい人は?と問うと6人が手をあげました。名前をメモして、順々に指名し「Which page do you want to read? 」と問い、それぞれが好きなページを読みました。今日初参加の子どもが、読む前に「stuckはどういう意味か?」と質問しました。Scrapという猫がバケツにはまって動けない(stuck)のがストーリーのキモなので、これは理解させないとなりません。クリップを入れている缶を大急ぎで空にしました。ユニコーンのぬいぐるみと見せ、「You see my unicorn? I have a can. My unicorn cannot get out. He’s stuck. When you can’t get out of something, you’re stuck. Do you understand?」とゆっくり言って聞かせると「I understand!」と答えて大笑いしました。stuckという単語が大いに気に入ったようでした。

子どもたちには、1人1ページと告げるのですが、2ページにわたって読みたい子どもが続出。時間配分があるので、1ページだけ読んでね、と対応しました。

5. Read: Up and Down(子どもと一緒に読む)

「この絵本はとても易しいので、一緒に読みましょう。I will read two times. The second time you can read along with me. You can un-mute yourself.」と告げて読み始めました。買い物に行ったMumとDadがエスカレーターをup & downしてなかなか会えないストーリーがとても面白かったようで、次はどうなるかなと問うとすぐ意見を言うし、本文をどんどん読みました。オンラインではなくて対面授業のような一体感のある時間でした。

6. Phonics: opposites: up/down, long/short, big/small, fast/slow, weak/strong, front/back, full/empty, hot/cold, day/night, happy/sad

今回は1枚の絵カードにoppositesを並べました。彩子先生が上手に誘導して、どのoppositesも正解が出ました。彩子先生は正解が出ると「Let’s practice.」と動作をしながらopposite wordsを言わせました。

weak/strongを即座に答える子どもがいるなど、ウクライナの子どもの単語力は素晴らしい。こういう子どもたちには、教えるというより、練習する・使う機会をできるだけ提供することが重要なのだと改めて思いました。

7. Good bye song

Opposites songを歌い、happy/sadの順序を変えて、happy, happy, happy!で終わってから、Good bye songを歌いました。

「今日は本を2冊読み、stuckという新しい単語を覚え、フォニックスでは20の単語を勉強しました。Good job!」と褒めました。ああ、楽しかった。

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