今日は重陽の節句。菊の節句なので、菊を飾る日なのかと思っていましたが、調べたら菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べて、無病息災を願うのだそうです。
先日レコーダーの録画を整理しました。猿之助出演番組を見ると胸が苦しくなるので、ディスクに出して片付け、HDDのデータを削除しました。ああぁ。
慰めは韓国時代劇ですが、良質の時代劇は限られているので、同じシリーズを何度も見ることになります。飽きてしまうのが怖いです。視聴回数が増えると聞き取れる言葉がどんどん増えます。しかし、このようなディープリスニング学習が実用につながらないのが残念です。「近う寄って座るが良い。」「恐悦至極にございます。王様。」なんて絶対に言いそうにないですから。
ここ数ヶ月私はドジャーズの試合を熱心に見ています。以前は野球には全く関心がなかったのですが、昨年から良いニュース皆無でも、大谷選手が活躍した映像を見ると嬉しくなったものです。ヒーローの活躍は人の心を癒します。
今年は毎日のようにドジャーズの試合が放送されて嬉しい。テレビ前で応援です。そして、録画を見直してお勉強します。色々なことがだんだんわかってきました。ピッチャーはたいへんなんですね。キャッチャーはリードしてくれるけれど実際に投げるのは自分ですから。
全身全霊で時速150キロ以上のボールを投げるのですから、ピッチャーは故障が多い。命がけだわ。
グラスナウ(Glasnow)は2メートル3センチの長身で迫力あります。私は「王子」と呼んでいます。王子はマウンドに上がると悲劇的な顔になります。普段はにこにこ穏やかで、クリアで知的な英語でインタビューに応じます。ストーン(Stone)は打たれると見る見る心が折れるので「石ちゃん、頑張って」と応援します。石ちゃんは11勝した後 IL(Injury List=故障者リスト)に入ってしまいました。ルーキーのライアン(Ryan)はファーストネームがRiverなので「川ちゃん」と呼んで応援していたのですが、彼もILに。ドジャーズは、先発投手のほとんどがILに入っていてピッチャーが足りません。横顔が菊之助と似ているミラーは先発ですが、打たれまくっています。リリーフもクローザーも100%頼りになる人がいません。生田斗真にちょっと似のハニーウェル(Honeywell)は、どんなに暑くてもハイネックのインナーを着てきちんとしていて、落ち着いた投球で頑張っています。Honeywellという球場アナウンスが聞こえるとなぜか私の脳内地図にくまのPoohさんが現れます。