【Teaching Children Online #135】2025年3月5日オンライン授業

オンライン授業135回目を振り返ります。

Date: March 4th, 2025, 10:00 Kyiv Time

Description: The Paper Bag Princess

2025年3月4日 

The Paper Bag Princess

1. Greetings

2. Date. Day.

3. Japanese Culture: Hina Matsuri

4. Song: Hina Matsuri

5. Read: The Paper Bag Princess

6. Phonics: Words from the book

7. Good-bye Song

私が2月20日に帯状疱疹を発症し、2月25日のオンライン授業をキャンセルしました。3月4日も授業を準備して60分元気に指導するのは無理でしたので、彩子先生にソロ授業をお願いしました。彩子先生の大好きな絵本(15歳の頃出会った絵本だそうです)と、日本の行事「ひな祭り」を組み合わせて素敵な授業案を作ってくださいました。事前に授業を共有してくださったので、私からのフィードバックも生かしてくださいました。当日は、私も入室しましたが、授業は全部彩子先生にお任せして、見守り隊になりました。帯状疱疹を発症してから痛みを我慢する毎日が続き、体力も集中力も落ちていたので、60分zoom画面で子どもの様子等を観察すると疲れてしまいました。

いつものように、子どもの途中退室があり、遅れて入室する子どももいて、常に20人前後の子どもが参加していました。ウクライナは大変な局面を迎えています。少しでも現実から離れて楽しく英語を学ぶ時間を、子どもたちは楽しみにしているようです。

彩子先生は、私が体調が悪いことは一切触れず「今日は私が授業をします。とても教えてあげたいレッスンがあるので、せつこ先生にお願いして代わってもらいました。」と説明して授業を始めました。感謝、感謝。

以下は、彩子先生の振り返りです。

オンライン授業135回目を振り返ります。

Date: March 4th, 2025, 10:00 Kyiv Time

Description: The Paper Bag Princess

2025年3月4日 

The Paper Bag Princess

比較的参加人数が少ないように思いました。昨日3月3日は特別な日で、女の子のお祭りです、と説明をし授業を始めました。
1. Greetings
2. Date. Day.
3. Japanese culture: Hina Matsuri 

4. Song: Hina Matsuri

様々な雛飾りのスライドを見せ、人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願うこととお雛様の説明をしました。Kathyさんの「Hina Matsuri」を一緒に歌いました。同じ歌詞で4回繰り返すので、スライドで歌詞が見えるようにしておくと、2回目3回目で口が動いているのが分かりました。

5. Read: The Paper Bag Princess

絵本を読む前に質問をしました。It’s a story about a princess, prince, and a dragon. Do you think it’s a good dragon? Do you think the princess and the prince will get married? The title of the book is called “The Paper Bag Princess”. What do you think the paper bag is for? と聞くと、ドラゴンは良いドラゴンだと思う、強欲なドラゴンだと思う、表紙の絵を見ると疲れたドラゴンだと思う、王子は姫に興味がないと思う、紙袋でドラゴンをやっつけると思う、など様々な意見が出ました。

ドラゴンとプリンセスの掛け合いが楽しいストーリーなので、音読を希望する子どもにドラゴンのパートが読みたいか、プリンセスのパートが読みたいか聞いて順番に読んでもらいました。「まずは先生が読んで、読み終わった順番にセリフを音読してもらいます」とルールを説明したのですが、それ以外の部分もスラスラを読む子どもがいて、それでもよしとしました。このストーリーは、ある日ドラゴンに王子を奪われ全てのものを焼き尽くされてしまったお姫様のエリザベスが、しょうがないのでそこらへんにあった紙袋を身につけドラゴンに頭脳で挑み、王子を助け出すというものです。王子はせっかく助けてもらえたのに「灰のような匂いがするし髪はぐちゃぐちゃ、紙袋を着ているじゃないか!お姫様のような格好で出直してこい」と言います。あまりにもひどい王子のセリフに、最初に王子のパートを読みたいと手をあげた女の子Aちゃんは「これは読みたくない」と拒否しました。いつも「読みたい!」という気持ちを表すことに長けた子どもたちですが、「これは読みたくない」と主張できるのも素敵です。代わりに、その後の「あなたは髪もきれいで王子らしい格好をしているけれど、ろくでなし(a bum)ね!」と言い放つプリンセスのパートを気持ちよさそうに読んでくれました。

6. Phonics: Words from the book

dragon, princess, prince, castle, clothes, paper bag, knocker, breath, forest, world

このアクティビティは私がいつも担当しており、ストーリーの復習として扱ったり、クイズのように扱ったりします。今回もみんなミュートを外して、答えがわかるとすぐに言ってもらいました。よく読める大きな子でも、breathとbreatheを間違えて読んだりclothesの発音が難しいようです。もう少しきちんと教えればよかったと思いました。

7. Good-bye Song

ひな祭りに合わせて、私が大好きな絵本を子どもたちと楽しめて、とても嬉しかったです。子どもたちには、伝統的なストーリーにも出会って欲しいですし、それと同じくらいの数の非伝統的ジェンダー役割や多様なジェンダーの在り方が描かれたものに出会ってほしいと思います。

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