【Teaching Children Online #143】2025年5月7日オンライン授業

ウクライナの子どものためのオンライン授業143回目を振り返ります。

Date: May 6th, 2025, 10:00 Kyiv Time

Description: It’s Okay to Be Different

Todd Parr作の絵本は、単純なイラストと鮮やかな色が特徴で、お腹を抱えて笑いたくなる面白いストーリーに、子どもの自己肯定を促すメッセージが込められています。その中でも、It’s Okay to Be Differentは単純なのに意味深くて私の好きな一冊です。彩子先生も大好きというので、子どもたちと一緒に読むことにしました。英語はとても平易なので、子どもたちに音読させ、発言を引き出すきっかけにしました。彩子先生は、自分自身の考えと経験を分かりやすく話して、子どもの意見や体験を引き出しました。

子どもたちは様々なオンライン授業を受けているので途中退室する子どももいます。この日は、そういう子どもたちに授業の冒頭で音読の機会を提供できたのが良かったと思いました。

2025年5月6日 

It’s Okay to Be Different

1. Greetings

2. Good morning song. Date. Day.

3. Pre-Reading: Quiz: Which is different? How is it different?

今日のキーワードはdifferentなので、絵本を読む前に、同じものが3つ、異なるものが1つの絵カードを見せて、どれがdifferentで、どのように異なっているか、子どもが英語を話すきっかけにしました。”Number 2 is different. It’s white. It’s okay to be different.”ですね。

4. Read: It’s Okay to Be Different 

このページがきっかけで、2日前に乳歯が抜けた子どもがその歯を見せてくれたり、自分の歯のことを話したい子どもが続出しました。乳歯が抜ける年齢の子どもたちと英語で授業をしているんですわ。ウクライナの子どもたちの言語能力・コミュニケーション能力の高さに毎回驚かされます。

どのページでも、子どもが自分に引き寄せた感想を言いました。普段はあまり話さない子どもが「ぼくは掃除しながらダンスする。歌も歌う。」と言いました。彩子先生が「bathtubでmacaroni and cheeseを食べるページが好き」と言うと、6歳の子どもが「It’s crazy!」と笑いました。It’s okay to have an invisible friend.のページでは、「imaginary friendのことですね?」と発言する子どもがいて、この理解力と語彙に脱帽。It’s okay to lose mittensで雪の上の赤いミトンを見て、「白いミトンなら見つからない」と言う子どもがいました。

5: Speak: It’s okay to (     ). 

読み終わってから、私は「It’s okay to get old.」と言い、彩子先生は、「It’s okay to be NOT OKAY.」と書いた紙を見せて話しました。最後に、「It’s okay to have teachers from Japan. It’s okay to have Ukrainian students.」と言うと、みんな笑顔でした。

6: Phonics: different, tooth, teeth, nose, trunk, hair, glasses, mittens, squirrel, skunk 

子どもたちはこのフォニックスアクティビティが大好きで、子どもらしく答えを連呼します。「絵本に出てきた単語ですよ」と言われているのに、イニシャルの文字を見て自分の名前を言う子どもがいて、ちょっとやんちゃでsmartだわ、と感心しました。

7. Good-bye Song

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