ウクライナの子どものためのオンライン授業146回目を振り返ります。
Date: May 27th, 2025, 10:00 Kyiv Time
Description: The Golden Fox
前週の「The Foolish Fox」とキツネつながりの絵本を読みました。孔雀のようにブルーになりたいキツネが色々試すのですが、最後に自分の色を受け入れます。自己肯定のお話。「ほのぼの」調のイラストに描かれたキツネに感情移入してしまいます。
夏休みが始まっているのですが、少人数です。ほぼレギュラーの子どもたちですが、昨年参加していて今年初めてという子どももいました。子どもたちの話から、みんな登校するのではなくオンラインでschoolingを受けていることがわかりました。学校の授業時間に合わせたオンライン授業を受けている子どもは途中で退室します。この子どもたちに優先的に発言と音読の機会を提供します。前後のオンライン授業を休んで、このオンライン授業にフルに参加している子どももいることがわかり、そんなに楽しみにしてくれているのかと、ありがたいことだと思いました。
6歳のSちゃんが、私と彩子先生を描いた絵を見せてくれました。絵の中の私は頭にbeeのアンテナをつけていますし、彩子先生はキラキラお目目で可愛い。私は今日何も被り物をしていなかったのですが、Sちゃんの絵を見て、Give me two seconds!と言い、beeカチューシャを取ってきてかぶりました。子どもたちは、英語レッスンで様々な楽しみを見つけているようです。
2025年5月27日
The Golden Fox
1. Greetings
2. Good morning song. Date. Day.
先週の授業でアスパラガスが話題になったので、彩子先生がアスパラガスの実物とお庭で育てている様子の写真を子どもたちに見せました。ウクライナではアスパラガスはあまり普及していないので、子どもたちは興味津々でした。
3. Pre-Reading: colors
キツネの形をくり抜いたボール紙の裏に色紙を当てて、What color is the fox? It’s a (red).のように言う。
彩子先生が丁寧に作ってくださった切り抜き。キツネの切り抜きの部分に確実に色紙が当たるように、色紙を台紙に貼ってあります。オンライン授業では、こういう準備が重要です。彩子先生は手際良くアクティビティを進め、子どもたちは次々に色が変わるキツネの仕掛けを喜んで、積極的に発言しました。
4. Read: The Golden Fox
孔雀のぬいぐるみを見せると「この鳥を知っているけれど英語で言えない」「ostrichみたいだけど違うようだ」と口々に言いましたが、一人が「peacock」と答えました。えらい!
英語が平易で量が少ないので、希望する子どもに音読させました。音読した子どもにイラストに描かれたことや次ページで何が起きるか問い、答えた子どもには次ページも読んでもらいました。ページ数の多い絵本を少人数で読むと、希望する子どもが読む機会が多くて楽しい。
ひとりの子どもが「ウクライナにも似たお話があります。」と教えてくれました。モデレーターさんがその絵本をすぐにチャットボックスに入れてくれました。手に入れて読もうと思います。
5. If you are a fox, what color do you want to be? I want to be (color).をリレーする。
前週のようにQ&Aのリレーをしました。みんな自分が指名した相手にWhat color fox do you want to be?とちゃんと英語で質問を言いました。自分がキツネなら何色が良いか、簡単に色名だけを言う子どもも、理由をとうとうと述べる子どももいます。また、I want to ではなくてI would like toと自然に話す子どもが何人もいて、驚かされました。
6: Phonics: fox, feathers, peacock, puddle, plum, paw, paint, neck, tail, rain
Pで始まる単語を集めました。子どもたちは彩子先生のヒントを聞いて全部正解しました。
7. Good-bye Song