ウクライナの子どものためのオンライン授業154回目を振り返ります。
Date: July 22nd, 2025, 10:00 Kyiv Time
Description: The Dragon Tree
7月の4回目の授業。ロシアの攻撃が激化していて、前日も全土に大きな攻撃があったばかりですから、参加する子どもは少ないのではないかと心の準備をしていました。しかし、ギャラリービューが2ページ目まで続いていましたから、40人以上だったようです。子どもたちは笑顔でどんどん発言しました。Brave souls!
2025年7月22日
The Dragon Tree
1. Greetings
2. Good morning song. Date. Day.
3. Kitchen Words: Cooking Utensils with Ukrainian Translation
6歳の子どもを優先に当てて読んでもらいました。ウクライナ語は子音が多く、難しいです。彩子先生と私は短い単語を子どもに繰り返してもらって真似をしました。knifeはニーフ、bowlはムスカです。これ以上長い単語はギブアップです。
4. Pre-Reading: Parts of a Dragon
子どもたちに公平に当てるのは難しい。話したくてうずうずしてアピールしている子どもを最初に当てて単語を全部読んでもらい、次の子どもを指名してもらいました。答えた子どもに次の子どもを指名してもらうリレーは、うまく行くと様々な子どもの登場を促しますが、時には同じ子どもがなん度も登場することにもなり、よく見守らないとなりません。
5. Read: The Dragon Tree
どの子どもも上手に読みます。地の文とセリフを声色を変えてイキイキと読みます。うんと褒めてから、絵と難しい単語、表現について質問して、理解を確認します。英語を読むだけでなく、考え、その考えを自分の言葉で話す子どもたち(10歳前後)は素晴らしい。
6: Sing: Where’s Ayako? (Relay to children)
「Last week we sang the name of the most important person in this lesson. Miss XYXYX, our wonderful moderator.」と言うとモデレーターさんがはにかんだ笑顔になりました。(まだ10代の若いボランティア)彼女がリレーしたのは昨日誕生日を迎えたAちゃんでした。そのあと、何人かリレーした最後にAちゃんがペットのハムスターを連れてきて「私のハムスターの名前を歌ってもらえますか?」と懇願してきました。「誕生日だから特別ですよ。ハムスターの名前は?」と聞くと、Dimitroですと。片手におさまるペットにしては格調高いですね。
7: Phonics: words that start with dr-
dragon, dream, draw, dress, drink, drum, drop,
dry, drive, drill
今回はdrで始まる単語集なので、品詞が様々です。ヒントを出す彩子先生に「無茶ぶり」をしてしまいました。彩子先生は、ドラゴンの形のダンボール製ヘルメットをかぶって見せたり、実際にカップから飲む様子を見せたりしながら、平易な英語でヒントを出し、正解を導き出しました。
8. Good-bye Song
フォニックスが終わったところで、子どもたちは授業が終わったと思い、手を振ってバイバイを連呼し始めました。授業のwrap-upとgood-bye songがおこなえませんでした。こういう事態になったらすぐ「It’s not finished yet.」と止めに入る心の準備をしておこうと思います。モデレーターさんが変わったので、様々な場面で、自分がしっかりしていなければいけないと反省しました。