ウクライナの子どものためのオンライン授業155回目を振り返ります。
Date: July 29th, 2025, 10:00 Kyiv Time
Description: It’s Not Fair
Zoomが繋がると、モデレーターさんが「私の地域は停電です。先生方はco-hostですから、私がいなくなっても続けてください。」と緊急事態でした。そこに、コーディネーターさんが入って、最後までモデレートしてくださいました。停電の原因は前日のロシアの攻撃のダメージなのか詳しい事情を聞くことができず、よくわかりませんでした。
30数人の子どもが参加しました。7月の5回全部に参加した子どものために、今月の絵本の表紙を見せて振り返りました。絵本のMagic Keyとそっくりのキーを持ってきて見せてくれる子どもがいました。
2025年7月29日
It’s Not Fair
1. Greetings
2. Good morning song. Date. Day.
3. House Words: Word Search
Word Searchはオンライン授業で扱うのは無理があるアクティビティですが、子どもたちは大好きで、「見つけた!」と手を挙げます。何列目のどこにどの文字があるか懸命に英語を言うので、「2列目?あ、これかな?」「Yes!」と対話しながら正解の単語を囲って見せます。「I found all the words.」だけれど、他の子どもの順番を取らないように、1つだけ答えてネタバレを我慢する子どもがえらかった。
Word Searchとは関係なく「I want to show you something.」と単に日本の先生とお話ししたい子どもたち(6歳くらいかな)もいます。もちろんOKで、おもちゃや食べ物を拝見して(この日はクシュクシュおもちゃを見せてくれた子どもと、パンケーキを見せてくれた子どもがいました)「Thank you for sharing.」と言いますと、とても満足そうで、最後まで授業を見ていました。少しは学習になるでしょうし、何よりいろんな人と同じ空間にいる楽しさは大切です。
4. Pre-Reading: Knight Words
BiffがMagic Keyで中世のイギリスに飛んで行きますから、城、王、騎士などの単語カードを子どもたちに読んでもらいました。彩子先生は、おもちゃの日本刀と西洋の剣(息子さん所持)を見せて、片刃と両刃を説明しました。子どもたちは興味津々でした。
5. Read:It’s Not Fair
読みたい子どもに当てて英語を音読してもらいます。場面や単語・表現について、また次にどうなるか質問すると、しっかり答えたり、考えを述べます。イラストと英文の中のKing Arthurを知っているかと問うと、「I haven’t heard of him.」と答えた子ども(10歳か?)に、中世のイギリスの伝説的な王であると説明すると、「I will check it on the Internet later.」と言うので感心しました。この会話を聞いている他の子どももきっとインターネットで調べたことでしょう。「次に読む人を指名してください = Can you choose the next person?」とリレーして行きました。「I choose ABC because he hasn’t read yet.」「I choose XYZ because she’s been waiting.」のように理由も言うのでまたまた感心します。指名された子どもが「Thank you for choosing me.」と言うのでGood manner!と誉めました。
6: Sing: Where’s Ayako? (Relay to children)
先週名前とスペリングを歌った子どもに次の子どもを指名してもらいました。自分の名前とスペリングが歌になるのは、とても嬉しそうです。4人リレーしました。
7: Phonics: words that starts with kn
knight, knee, knife, knot, knit, knock, kneel, knead, know, knob
knで始まる単語を彩子先生のヒントを聞いて考えます。knotとkneadが難しいと思ったのですが、彩子先生は上手にヒントを出して正解を導き出しました。
8. Good-bye Song
7月の5回のレッスンを振り返り、8月の予告をしてバイバイしました。次に会うのが楽しみです。