ウクライナの子どものためのオンライン授業160回目を振り返ります。
Date: September 9th, 2025, 10:00 Kyiv Time
Description: Jack and the Beanstalk
先週と同じ顔ぶれと参加数だったようです。遅れて入室する子ども、途中で退室する子どもがいます。Online schoolingのレッスンと行き来しているようです。
前週は参加者の様子を見るためにnon-fictionの授業にしました。今週からストーリーを扱います。伝承話は英語の文化の一部なので、新聞の見出しやニュースのナレーションにちょっとした言及があると、それが深い理解につながります。「ジャックと豆の木」の巨人が「Fee, Fi, Fo, Fum, I smell the blood of the Englishman!」と言います。この一部を見聞きするだけで、元の伝承話が頭に浮かびます。日本人の私たちは「もうい~くつねると」の歌の出だしを聞くだけで、おせちやお年玉などお正月の風景が浮かんでくるのと同じです。
2025年9月9日
Jack and the Beanstalk
1. Greetings
2. Good morning song. Date. Day.
7 days of the week in English and UA
3. Pets Word Search
「前週の復習をします」とワードサーチをしました。まずは隠れている12の単語を一人の子どもに音読してもらいました。次にアルファベットは12段あること、単語はhorizontal, vertical, diagonalに並んでいることを教えました。ハリーポッターが大好きな子どもが数人いるので、Diagon Alleyは、diagonalという単語からの造語です、と教えると目を輝かせていました。手を挙げた子どもに当てて「Did you find a word? What is it?」と問います。子どもは「Hamster. Row 7. Horizontal.」のように単語を並べて答えますが、立派な答えですから「I see it! Good find!」と褒めて赤で囲みました。「I found chicken. It starts with the first letter of row 8 and goes up diagonal.」と言ったのは10歳の男の子です。脱帽ですね。
4. Pre-Reading: Jack and the Beanstalk
このお話を知っているか問いかけました。彩子先生が「This story is famous in Japan. This is the picture my son drew.」と息子さんが小学生の時描いた絵を見せてくれました。たくさんの雲の下に豆の木が見えて、豆の木がどれほど高く伸びたかわかる素晴らしい絵でした。今日のオンライン授業に参加している子どもの半数くらいは、このお話を知っているようでした。
5. Read:Jack and the Beanstalk
Twinkleという有料の教材サイトからダウンロードしたeBookを読みました。子どもたちにも音読させ、褒め、質問して理解を確認しました。巨人がジャックの気配に気づくページを読む子どもに「怖そうに読んで」と言うと、「Fee, Fi, ….」を低い声で読んでくれました。
6: Sing: Where’s Ayako?
先週は歌う時間がなかったので、今回は4人の子どもの名前とスペリングを歌いました。自分の名前が歌われるのはとても嬉しいようです。
7: Phonics: words from the story
Jack, beanstalk, cottage, cow, castle, cupboard, giant, harp, hen, axe
彩子先生は上手にヒントを出して正解を導きます。子どもたちはすっかり慣れているので、Jackとbeanstalkは予測していたようで、すぐに答えました。giantのgは通常は[グ]ですが、ge, giの時はsoft gといって[ジュ]です。彩子先生に、この説明は簡単にしましょうとお願いしていたのですが、gの一文字を見た瞬間に子どもたちは「Giant!」と正解しました。ひとりの子どもが「This was obvious.」とにこにこしていました。やられたぁ!
8. Good-bye Song