ウクライナの子どものためのオンライン授業161回目を振り返ります。
20人前後の参加がありました。開始時に入室していて終了直前に退室する子どもは、次のオンライン授業に行くのでしょう。途中で入ってくる子どもは、別のオンライン授業が終わったのでしょう。「I know you’re busy with other online lessons. I’m happy if you join for 10 minutes or 15 minutes. So please keep coming.」と言うとうなずいてにっこりしてくれました。
継続して参加する子どもの顔と名前はわかるので、公平に当てるのが少し楽ですし、彩子先生とモデレーターさんが助けてくださいます。
Date: September 16th, 2025, 10:00 Kyiv Time
Description: Jack and the Beanstalk
前週読んだ「ジャックと豆の木」は、ジャックが金の卵を産むニワトリと金のハープを盗んで逃げる基本的な(?)バージョンでした。翌週の本日の授業ではORT Traditional Talesで、ジャックが何度も豆の木を登り、毎回1つずつ何かを持ち去るバージョンで、giantess(女性の巨人)がジャックをかくまってくれます。これは、様々あるバージョンの1つです。Giantessは、巨人の奥さんでしょうか?それなら、なぜ夫を裏切ってジャックを助けるのでしょう?無理やり娶られたので巨人の夫を嫌っているのでしょうか。Maleが残酷で、femaleが優しいという世界観をストーリーに加えたのでしょうか?子どもの頃楽しんだ伝承話は、原典を調べると興味深い情報に行き当たります。
前週を振り返るために、英語力の高い子どもに「ジャックと豆の木」のストーリーを簡単にreviewしてくださいと当てました。見事に詳細なストーリーを語りました。こういう子どもが対面の教育の機会を奪われているのは残念でなりません。この子どもは、他の子どもたちよりずっと高いレベルなのですが、他の子どもがたどたどしく話したり読んだりする間辛抱強く待ちます。10歳なのにとてもmatureです。この子どもには、describeしたり、predictしたり、creativeに自分の考えを話す機会を作ります。とてもfluentなので、他の子どもにもよくわかるようにゆっくり読んで・話して、と言うとI’ll try.と言います。
子どもたちはワードサーチが大好きで、target words以外の単語も見つけて教えてくれました。デジタルジェネレーションです。
名前とスペリングの歌はみんな喜んでくれます。特別な瞬間になるのだと思います。この歌は、キャロリン・グレアムさんのWhere’s Roberto?です。この曲を作ってくださったキャロリンに感謝の気持ちが湧きます。
彩子先生が担当してくださるPhonics Activityは、子どもたち全員が大好きで、他の時黙っている子どもも答を連呼します。
Good-bye Songのあとで、「次週の23日はお休みする(日本のNational Holidayであることを伝えて)ので、30日に会いましょう」と言いました。来週お休みであることを明確にすれば、がっかりすることもないと考えてのことです。
2025年9月16日
Jack and the Beanstalk
1. Greetings
2. Good morning song.
3. Date. Day. 12 Months in English and UA
週替わりで、曜日と12の月を英語とウクライナ語で読み上げてもらいます。私はウクライナ語で「火曜日」を覚えました。今「9月」を習得中です。なかなか覚えられません。ウクライナ語は、子音が多彩で、巻き舌もあります。キリル文字なので、英語のアルファベットと同じ形で同じ音もあれば、全く違う音もあります。文字数の少ない英語を上手に読める子どももいれば、母語の文字と音に引っ張られる子どももいるようです。ウクライナの初等英語教育では、フォニックスの指導が十分ではないそうです。
4. Pre-Reading: Jack and the Beanstalk Word Search
5. Read: Jack and the Beanstalk (ORT)
6. Who is the Giantess? (Wife? Servant?)
7: Sing: Where’s Ayako?
8: Phonics: words from the story
axe, beans, bread, cake, coins, cow, chest, hen, harp, pie,
8. Good-bye Song