先日「戦場のピアニスト」がテレビ放送されました。映画館で見たのはいつだったか調べると2002年でした。録画を見始めて、こんなに残酷な映像をよくもまあ映画館の大きな画面で見たものだと驚きました。あまりに残酷で見続けることができず、見終わるのに数日かかりました。
ドジャーズにジャスティン・ロブレスキーという若いピッチャーがいます。昨年登場した時、一目見て「戦場のピアニスト」と呼び始めました。スラブ系の名前にたがわず鼻梁が高く、思い詰めたような眼差しです。昨年のドジャーズは先発ピッチャーが不足していましたから、ルーキーのロブレスキーにも何度も先発のチャンスがありました。今年は中継ぎとしてブルペンから登場しています。明日からのワールドチャンピオンシリーズでもブルペンに入っています。昨年と比べて明らかに身体ががっしりと大きくなっています。
ロブレスキーと同期ルーキーのベン・キャスペリアスもブルペンに入っています。私はキャスパーと呼んでいます。優れたピッチャーですが、右投げの人数が足りていたのでポストシーズンが始まった時点でマイナーに移動させられていました。明日からのシリーズでは、ブルペンの登用がどれほどあるかわかりませんが、みんな頑張ってほしい。
今日の昼間はUKの仕事がちょっと緩んだので、ふわふわして過ごしていたのですが、夕方急にe-meetingすることになり、私の夕方5時、あちらの朝9時に会って、来週はじめの締め切りに必要な項目を話し合いました。毎日数通のメールをやり取りして仕事を進めてきましたが、会って(e-meetですが)話せば、ちゃちゃっと解決することがあります。でも、早口のイギリス英語に負けずに自己主張するのは、なかなか気が張ります。
ストレスの大きい日々に三度三度の食事作りは息抜きでもありますが、別の意味のストレスでもあります。全部自分でしようと頑張らず、週に一度は行きつけの割烹で夕食をして、翌日の昼食と食材をテイクアウトにしてもらいます。朝食のペストリーを買うベーカリーはサンドイッチも美味なので、週に1回くらいは昼食はサンドイッチにします。
毎週のように作るのはローストポークで、豚ロースを塩・砂糖・酢・ローレルに1晩(以上)漬けておき、オリーブオイルを塗りローズマリーを乗せてオーブンで焼きます。焼き立てを食べても美味しいですが、冷めたコールドポークも美味です。沢村貞子さんの「365日の献立日記」で作り方を知りました。1つ作っても2つ作っても手間は同じなので、余分に作って友だちにプレゼントすることもあります。

野菜をたくさん食べたいので、コールドポークを紫キャベツ千切りに乗せて、広島の友人が送ってくれたグリーンレモンをしぼり、柚子胡椒をちょっとつけて、温野菜と交互に食べます。どこにも売っていない美味しいデリ・トヤマです。
