今日はアルファベットの歌についてお話ししましょう。
入門機の教材にどんなアルアファベットソングを入れるかで、製作者の考え方がわかります。
「エレメノピー」か、そうでないか。
A-B-C-D-E-F-G,
H-I-J-K-L-M-N-O-P,
Q-R-S, T-U-V, W-X-Y-Z,
Now I know my A-B-Cs,
Tell me what you think of me.
こういう風に区切ると、 L-M-N-O-Pはエレメノピーになります。私は文字一つずつエル、エ
ム、エヌと教えたいので、English Timeではアルファベットソングを新しく作りました。 エレメ
ノピーと覚えて、後になって、それがL-M-N-O-Pとわかるという回り道をさせたくないからで
す。
通常のメロディーで次のように歌うことができます。
A-B-C-D-E-F-G,
H-I-J-K-L-M-N,
O-P-Q-R-S-T-U,
V-W-X-Y-Z,
A-B-C-D-E-F-G,
I can sing my A-B-C.
先日オンラインで会っていた5歳の孫がアルファベットを歌ってくれたのですが、それは「エレメ
ノピー」バージョンでした。保育園で英語のレッスンがあるのだそうです。「エレメノピー」を
とても楽しそうに歌っていることに感動しました。「エレメノピー」って面白い音ですものね。
「エレメノピー」ありかな。
歌で英語を教えるとき大切なのは、メロディーが簡単で、英語にフォーカスできることです。私
がよく使うのが音階です。ドレミファソラシドと上がっていって、ドシラソファミレドと下がっ
てくる、この8つの音符に英語を乗せます。
アルファベットを乗せることもできます。しゃがんだ
体勢からだんだん伸びていって、高いドでOと歌いながら両腕でOの形を作ります。Word
Smart, Body Smart, Music Smartが同時に活躍する方法です。お試しあれ。