私は、子どもが手を動かすアクティビティが好きです。運動感覚を使う学習です。砂田裕美子先生とのTTを重ねることで、この傾向が強くなりました。
特別支援教育の専門家の砂田裕美子先生と出会ったのは10年以上前でした。それまでも、学習障害や発達障害を持つお子さんのために英語授業を実践していましたが、裕美子先生とTeam teachingしたことは「目からウロコ」の経験でした。私はコンタクト・レンズをしていませんが、していたら絶対に落ちていたと思います。
この10年間裕美子先生が異動すると「追っかけ」ました。小針小学校、青山小学校、赤塚小学校、そして女池小学校。裕美子さんとのTTで多くを学びました。敬和学園大学の学生が同行するようになり、学生の学びも大きく、卒業しても仕事の休みを利用して女池小学校に来てくれた人もいました。
毎回「Teaching is learning.」を実感しました。
絵本を使った授業をし、通常なら座学にする内容を、運動感覚を使うアクティビティにして、子どもと楽しんできました。「Ten Fat Sausages」や「Five Little Monkeys」の授業で、数を扱うアクティビティを色々考案しました。 今日は、その1つ「デジタル数字作り」を紹介しましょう。
生活の中で子どもが目にする数字の多くはデジタル表記ですが、実際に書く数字とは少し違います。通常の数字を見て、デジタル数字を作ります。必要なものはマグネットスティックと4分割の四角を印刷したシートです。
デジタル時計の時刻の数字に注目し、それを実際に作ります。
100円ショップでマグネット・スティックを見つけたら、「大人買い」して、是非このアクティビティを試してください。
マグネット・スティックがあれば、子どもがボードでおこなうことができますが、同じ長さに切り分けたモールなど、安全な素材で着席したままおこなうこともできます。