ウクライナの子どもたちとのオンライン授業31回目を振り返ります。
Title: Music, Movement and Story
Date: Tuesday, November 29th, 10:00 Kiev Time
Age: 6-10 years old
Speaker: Setsuko Toyama is a teacher and a material writer, and Ayako Oiwa is an associate professor at Keiwa College, Japan. We both love teaching young children.
Description: We will read “What a Bad Dog!” and sing “I want a good dog” song. We’ll think of 10 good things we can do to make our family and friends happy. We’ll learn 10 words that begin with Ff.
2年生1クラスが参加する3週目でした。子どもたちは、私の授業に慣れてきたようで、zoomが繋がると、ぬいぐるみを持った子どもも、小さい弟と一緒にモニターを覗き込んでいる子どももいました。モデレーターのAさんは先週と違ってとても元気そうで「今日はずっといます」とのことで(先週より電力事情が良くなったのでしょうか)、子どもたちの名前を英語アルファベットに変換するなどサポートが手厚くて安心でした。子どもの名前を呼び、発音が合っているか尋ねました。来週から出欠確認のように全員に声をかけても良いなあと思いました。
「A New Dog」「Floppy’s Bath」「The Chase」を見せ、ぬいぐるみを動かしてFloppyがchaseすることを復習しました。蝶々のぬいぐるみを見せ、「今日はFloppyはまたまたchaseします」と教え、「What a Bad Dog!」の表紙を見せました。
キャラクターの確認のスライドはまず名前を見せて子どもが読んでからイラストを出現させました。殆どの子どもがキャラクター名を読むことができます。Listening/Speakingだけでなく、Readingの力もあります。Mumの後はDadが出ると予想してスライドの進行より早く言う子どももいます。
絵本のReading Togetherは、絵について話し合い、Let me read the story/text.と言って、下線をワイプさせながら読みます。2回目のワイプで Do you want to read with me? Let’s read together.のように声をかけて一緒に読みます。スラスラと早口に読む子どももいます。子どもによっては、2回目の下線ワイプのタイミングで文字を見ながら読んでいる子どももいるはずなので、先走りして「できる子どもに合わせ」ないで、ゆっくり進めるようにします。
The next page is the last page. What do you think will happen?と問いかけます。子どもたちはORTの最終ページにオチがあることに慣れてきました。RちゃんがI think Mum and Dad will say good dog.ときちんと意見を言ったので、I like the way you explain your idea. Good English!と褒めるとThank you.と嬉しそうでした。
授業最後にのサマライズを言います。そうすることで、今日は(楽しかっただけでなく)勉強したのだと感じられるからです。「What a good dog!の単語を入れ替えて、英語を話してね」と言い、小さい弟と一緒に参加したCちゃんに 「What a good brother! と言ってあげてね」と言ったのですが、しかめ面をして首を振り小声でNo, no, no.と答えました。あはは!
11月29日 What a Bad Dog!
1. Greetings. You have two teachers. Setsuko. Ayako.
2. Good morning song. Date.
最初はDear childrenと歌い、2回目はUkraineと歌った。Happy Birthdayのメロディーで単純な歌だが、笑顔の子どもと歌うと高揚感がある。歌いおわって思わずSlava Ukraine!と言った自分に驚いた。Aさんは満面の笑顔だった。
-We have university students in this class. Meet them and learn their names.
3. Today we’re going to read “What a Bad Dog!” We’ll find out whether Floppy is a bad dog or a good dog.
4. 絵本 What a Bad Dog! 絵本のスライドの後、黒ラブはなびのお利口さん写真を数枚見せると、What a good dog!の声が上がった。
5. 絵カード Good or bad? (Ayako)
イラストを見せると、すぐにGood かBadを言う。彩子先生が「Good! She’s putting away the toys.」のように聞かせて、意味のあるリスニングになった。
6. 歌 I want a good dog song. (La Cucaracha)
7. Ff words (Ayako)
子どもたちは、どの単語もFfで始まるということを意識して当てようとしていた。
10の単語は、Floppy, fox, five, fish, a foot, feet, flag, ferris wheel, fan, flamingo. 彩子先生がWhat is it?とプリントした紙を少しずつずらして(slow reveal)子どもの反応を上手に引き出す。a foot, feetの絵カードでは、足を片方見せてone foot、両方見せてtwo feetと丁寧に教えた。みんなしっかり繰り返していた。flagはウクライナの国旗がはためいているイラストにしてあった。ブルーと黄色が見えるとUkraine!の声が上がった。fox, five, flamingo等は子どもが確実に知っていて当てられる単語で、そこにちょっと難易度の高い単語を加える。Ferris wheelは、それが何か知っていても、英語は知らないだろうと予測していたが、2-3人の子どもがFerris wheel!と答えたのには驚いた。日常的な単語だけでなく、珍しい単語も知っている子どもがいる。そういう子どもが「クラス」のレベルを引き上げるのを目の当たりにした。
8. Goodbye song