古稀日記 2025年5月1日 【holidays?】

今年の飛び石連休カレンダーでは、東京組も神奈川組も帰省する日程が取れないので、三条組の祖父母はいつものように二人で、いつもの生活です。

暖かくなったので、ひーさんは毎日ウォーキング、そして毎週ゴルフの予定が入ります。私の運動量はひーさんの半分にも及びませんが、週1のテニスレッスンに隔日のウォーキングで体力復活を試みています。根性無しですわ。

テニスクラブで知り合った、下田の棚田米農家の佐野さんが「カタクリの花」満開の取材を受けて、先週ローカルニュースに登場しました。私はアウトドア派ではないから、カタクリの花が何か全く知らずにニュースを見ました。50年前、最初のお子さんが誕生したことを記念して雑木林を刈り払ったところカタクリの花が増え始めた、というお話がありました。素敵。カタクリは人間の手で増やすことはできないけれど、アリが種を運ぶので、年月を経てかなりの面積にカタクリの花が咲くようになったそうです。

ニュースの翌日、佐野さんを訪ねました。棚田の世話で忙しく、「そこを登って見ていってください。取材から数日経っているから満開を過ぎているけどね。」と山頂を指差して教えてくださいました。

棚田に行くこと自体初めてでした。急な斜面の連続で、ひーさんの腕につかまって、おっとっとと登りました。遠景に山並み、斜面のてっぺんに咲き終えた桜の大木。うちから車で30分で、こんな景色を見られるとは!

素朴で可愛いカタクリの花に見入り、写真をウェブサイトのトップに飾りましたが、そろそろ変更しようと思います。

秋になると、「飲める水で育てた米です」と自慢の美味しい美味しい新米が収穫されます。飲める水、つまり山頂の湧き水を引いて田んぼを満たすのです。

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