ウクライナの子どものためのオンライン授業174回目を振り返ります。
授業開始時は10人くらいの参加で、毎回参加するオデーサ在住の子どもの姿が見えません。途中から参加する子どもが10人以上いたので、全体で20数人になりました。後でわかったことですが、23日の早朝に大規模な攻撃がありました。電力は逼迫しているし、インターネット接続は不安定だし、夜はシェルターで過ごし、自宅に戻ってから午前10時の授業に接続したのでしょうか。
Date: December 23rd, 2025, 10:00 Kyiv Time
Description: Corduroy

昨年のクリスマスにもCorduroyを読みました。Don Freeman作、1968年初版です。「60年前のアメリカの様子が描かれています」と話しました。
2025年12月23日
1. Greetings
2. Good morning song.
3. Date. Day.

アドベントカレンダーの23日の窓を開けてチョコレートを取り出して見せました。すると、自分のアドベントカレンダーを見せてくれた子どもが二人いました。Hariboのカレンダーを見せてくれた子どもは、毎日グミを食べたのでしょう(^ ^)
4. Kind Christmas Word Search
「Christmas is a time for love, a time to be kind to family and friends.なので、今日はkind Christmasの単語を見つけます。」と話しました。
4. Quiz: Reveal Picture Quiz
Christmas treeやsleighなどの写真を8枚の四角で隠し、1枚ずつ取り去って、何かを当てるクイズを製作しました。最初の問題を彩子先生に答えてもらい、このクイズの方法をモデルしました。

5. Sing and Move: Christmas Time (Kathy)
歌詞の単語を絵カードで見せ、歌詞全体を子どもに読んでもらいました。12歳の子どもが早口で上手に読みました。簡単な動作を教え、キャシーのCDの音楽をかけて一緒に体を動かしました。
6. Read: Corduroy
読みたいと手を挙げる子どもに音読してもらいました。どの子どもも上手に読みます。セリフの部分は声色を変えます。12歳の少年は自分の音読が終わると「妹に当ててください」と言い、妹に単語ひとつずつ耳打ちして教えていました。なんて素敵なお兄さんでしょう。
参加する中で最年少と思われる子どもAくんは読みたくてしかたないのですが、Aくんは単語レベルでもよく読めません。しかし、私が先に読んで聞かせるとrepeatはできます。絵本の最後のページを一緒に読みましょう、と少しずつ区切ってrepeatさせました。できました。大いに褒め、他の子どもたちにも拍手してもらいました。Aくんはとても嬉しそうでした。
7: Sing: The First Nation Christmas Tree
オーストラリアのボランティアの先生が送ってくれたリンクでアボリジニ言語と文化を祝いつつ数百人の人が Oh, Christmas Treeを歌う動画です。授業時間が少なくなったので、最初の1分だけを見せ、リンクをチャットボックスで共有しました。動画を見せる手順を練習していたのに、もたつきました。反省しきりです。
8: Phonics: Christmas Words
tree, present, gingerbread, angel, star, candy cane, bell, sleigh, reindeer, stocking
9. Christmas Card from Team Japan
彩子先生は様々なデジタルスキルを磨いていて、頼もしいco-teacherです。子どもたちとNGOチームに、Team JapanからのHoliday Greetingsを動画(animated video)に作っていただきました。Bearと敬和のクリスマスツリーが登場し、子どもたちが見入りました。
10. Good-bye Song
「We usually say, “See you next week!” But today, we say, “See you next year!” See you next year!」と手を振りました。子どもたちはハートや拍手のリアクションを飛ばし、手を振ってくれました。
***前週も今週もTeam Japan全員がzoomに参加しました。心強い限りです。私ひとりではできないことが実現しています。戦争が長引くのは辛く悲しいですが、子どもたちのneedsがあるなら、来年もオンライン授業を続けていきたいと思います。