古稀日記 12月17日 【Back to the Future, indeed!】

三十数年間、全くしていなかった編み物を再開したきっかけは古い雑誌でした。ヴォーグ社「毛糸だま」に「私の編んだお気に入り」という読者作品発表ページがあり、応募してみたら、その頃住んでいた秋田まで取材に来られたのでした。その雑誌が今年3月~4月の大量の本の整理で出てきました。

たくさんのセーターを編みました。アラン模様も編み込みも大好きでした。昔は極太の糸で分厚いセーターが好きでしたが、重たいセーターは肩が凝るので着ることが少なくなりました。暖房も効いているし。最近またぶっとい糸でザクザク編んだ羽織りものが流行っているようで「流行は繰り返す」のだなあと思います。

毛糸は文字通り「毛糸玉」で売っていて中心の穴からするすると引き出すことができます。秋田時代は大きな束を買い、その束を子どもの両手に掛けて解きほぐしながら「毛糸玉」を作って編む準備をしました。

その頃編んだセーターを撮影しましょうと、フォトグラファーJ乃助さんが提案してくださり、残っていたセーター全部が陽の目を見ました。こんなセーターをどうやって編んだのかしら?と自分でも不思議なほど手が込んでいて、肩はぎもゴム編みの止め方もプロフェッショナルで、真似できません。今、「棒針編みの全て」という指南本を見ながら再度修行です。

ひーさんと私のアラン模様セーターもあります。今年は普段に着ようかと思います。

コメント (11)
  1. えの字 より:

    素敵ですぅ✨✨

  2. ぴろこ より:

    わぁ本当に素敵✨✨

  3. 外山節子 より:

    えの字〜!ぴろこちゃん! コメントをありがとうございます。フォトグラファーの腕が良いのです!

  4. よりたん より:

    お二人のお写真、Happy Holidays!のカードみたいに素敵です✨ アラン模様のセーターは今年編まれたと思ってしまいました。こんな複雑な編み方を考えた人は本当にすごいなぁと思います。

    1. 外山節子 より:

      よりたん、コメントを有り難うございます。二人での写真はなかなか無いのでラッキーです。編み物のおかげです。アラン模様も素晴らしいのですが、表編みと裏編みの組み合わせで立体的な編み地になる編み方にはまっています。

  5. 相馬恵美子 より:

    素敵なセーターとご夫妻のお写真ですね。このまま雑誌に掲載されてもいいくらいです。昔、編み物をした時期もありましたが、自分で編んだマフラーやセーターは重くて親戚の叔母にあげたりしました。子どもが幼児の頃は、裁縫や編み物もしたのですがすっかり遠ざかってしまいました。節子さんは本当に多才ですね。あらためて尊敬しています。

  6. 外山節子 より:

    恵美子さま、コメントを有難うございます。私も編んではどなたかに差し上げていました。それでも手元にたくさん残っていました。今回写真が残るのでとても幸せです。最近編んでいるネックウォーマーの編み方をお送りしましょうか?縄編みを入れて首元が暖かくてgoodですよ。

  7. ともっち より:

    素敵〜❣️おふたりモデルさんみたいです

  8. 外山節子 より:

    ともっち〜!コメントをありがとうございます。シニアカップルでござりまする。うふふ。

  9. Aiko より:

    あの本棚から出てきたヴォーグ社の「毛糸玉」ですね。本当にプロフェッショナルでした。アラン編みのセーターのお二人ほんとに素敵〜

    1. 外山節子 より:

      Aikoちゃ〜ん!コメントをありがとうございます。30数年前のセーターなのですが、古い感じがしません。着ている人は歳とりましたけど (^ ^)

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