古稀日記　2024年4月1日　【a whiff of spring】

今日は洗濯物干し場をきれいにしました。我が家は、冬場の積雪で隣家に迷惑をかけないように家の裏側のスペースを大きく取っています。そこに設置した割と大きい物干し場には、家事室にある裏口から行きます。冬場の数ヶ月間使わない外干し場のポール、小物干し等々は、秋の終わりに取り込んでおくのですが、昨年はいつのまにか冬になった感じで、冬中物干し場のことを忘れていました。今日はひーさんと二人で一冬の汚れを落として、今年初めてバスタオルなどの大物を外に干しました。

月が変るとカレンダーをめくります。3月後半は、お籠りモードから少し脱皮したかなと思いました。

県北にある村杉温泉「環翠楼」に一泊してラジウム温泉で体を温めました。コロナ禍になって初めての温泉泊でした。環翠楼は、有形登録文化財に指定されている明治・大正の建造物で、今回2回目。コロナ禍の間に水回りをリノベーションしてありましたが、その出来栄えはアンティークのようで、古い建物に溶け込んでいました。この一泊は、冬に戻って積雪があり、既にノーマルタイヤに替えていたひーさんは心配していましたが、無事往復しました。

猿之助さんのことがあってから歌舞伎への情熱が萎えているのですが、児太郎さんの自主公演があり、おきぬちゃんと二人で見ました。福助さんも登場して感動しました。

大学の友達との数年に1回のランチ集合にも行くことができました。会った瞬間に大学時代のニックネームで呼び合って半世紀の時間が吹っ飛んでしまいます。

そして最後の週末は、ピロコちゃんに助っ人をお願いして、OUPの執筆とウクライナのオンライン授業で積み上がった様々な教材を整理して、4月スタートに備えました。ピロコちゃんありがとうございました。

玄関前は春を告げるチューリップを飾っています。切り込みの入った花器に、背の順に整列させると可愛いでしょう。