【Chants:チャンツについてお話ししまょう #4】9月4日

チャンツは、語彙、決まり文句だけでなく、様々な言語材料を教えることができます。私はCarolyn GrahamさんのJazz Chant Fairy Talesが大好きで、聴き込み、レッスンでも使用しました。 Fairy talesは、英語にパターンがあり、繰り返しが多いので、チャンツ化すると習得に最適な教材になります。 

1988年刊行のテキストですから、すでに絶版になっています。実は、Carolynのジャズチャンツ関連のテキストは全て絶版です。とても残念。某大河電子書店ではusedを入手することができるようです。Check it out! 

イラストを見て、どんなfairy talesかわかりますか?

私は1991年TESOL Conference in New Yorkで、CarolynのSpecial Performance (sponsored by New York TESOL chapter) を聞きました。Carolynはジャズトリオをバックにスタンダードジャズを歌いました。Oxfordの著者は歌手でもありました。そこで、Goldilocks and the Three Bearsの冒頭の部分を披露され、これを日本で紹介したい!と思いました。

Narrator: Once upon a time there were three bears.

Chorus: Three what?

Narrator: Three bears.

      Once upon a time there were three bears.

Chorus: How many bears?

Narrator: Three bears.

        One (clap).

        Two (clap, clap).

      Three bears.

      One (clap).

        Two (clap, clap).

      Three bears.

      First there was the Mama, Mama Bear.

Chorus: M A M A, Mama Bear.

Narrator: Then there was the Papa, Papa Bear.

Chorus: P A P A, Papa Bear.

このように始まります。目からウロコの異文化体験でしょう。

このチャンツは授業で使い、大学の児童英語の授業では学生にStory Chantsの作成に取り組んでもらいました。私自身は、Momotaro(桃太郎)、Swimmy(スイミー)、Whale Cloud(くじらぐも)をチャンツにし、授業で使い、全国で発表しました。

いつか、Story Chantsのセミナーを開催したいと思っています。

コメント (3)
  1. 播磨陽子 より:

    大好きなテキストブックです!妹たちがやっているのを、羨ましく思っていました。今はオンラインでの授業ばかりで、OLD&NEWの方がやりやすいのですが、いつかまた教室を開けたら、FAIRY TALES使いたいです。

    1. 外山節子 より:

      コメントをありがとうございます。Chants #1 Dogs Eat Bonesに音声を追加しましたので、お聴きください。練習してみてくださいませ。

      1. 播磨陽子 より:

        聞きました!すごい、節子先生の声ですか?若い!私も練習してみます。

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